どうも。ゆっぺ(@greenvip_jp)です。
ついにここまで来たか…
現在のハイエンドクラスのロボット掃除機といえば、「自動ごみ収集」「清水・汚水タンク搭載」「モップ自動洗浄」あたりが標準搭載で、これでも十分手間のかからないロボット掃除機と言われています。
しかし、今回SwitchBotから登場したロボット掃除機は、さらに上位クラス。
水拭きで使用する清水・汚水タンクを撤廃し、新たに小型水交換ステーションを設けて水の入れ替えすらも自動化しました!
それが『SwitchBot お掃除ロボット S10』。
小型水交換ステーションより清水を給水し、掃除で溜まった汚水はここに吐き出す。
洗濯機の給水・排水に小型水交換ステーションを接続することで、自宅の設備の一部として清水・汚水を自動で入替えます。
ゆっぺ
水交換までやってくれたら、いよいよやることなくなるぞ…
水拭き機能を重宝する、水交換が面倒と感じる人に、特におすすめのロボット掃除機です!
この記事では、給水・排水も自動化したロボット掃除機『SwitchBot お掃除ロボット S10』のレビューをしていきます。
この記事は、メーカー様より製品を提供いただき作成しています。
もくじ
SwitchBot S10の製品概要
SwitchBot お掃除ロボット S10(以下:SwitchBot S10)は、スマートホーム製品を専門に取り扱うブランド「SwitchBot」の製品。
IoTブランド国内No.1の実績を誇り、お手頃な価格と安心して使用できる高品質で「スマートホーム=SwitchBot」と言えるほど一推しのスマートホームブランドです。
本記事で紹介するSwitchBot S10は、SwitchBot発の小型水交換ステーションと連動したロボット掃除機で、水拭き機能のための給水・排水を完全自動化し、従来の水くみ・汚水捨てが完全に不要となりました。
ゆっぺ
もう重い水タンクを持ったり、臭い汚水タンクの掃除をする必要もない!!
特徴
- 水交換ステーションにより給排水が全自動
- 6500Paの強力な吸引力
- 50℃の熱風でモップを自動乾燥
- RinseSync️テクノロジーによる水拭きとモップ洗浄の同時進行
- 自動ゴミ収集機能搭載
スペック
製品名 | SwitchBot お掃除ロボット S10 |
サイズ | 掃除機本体:365 × 115mm ゴミ収集ステーション:260 × 207 × 412mm 水交換ステーション:400 × 165 × 100mm |
掃除モード | 吸引 / 水拭き |
最大吸引力 | 6500Pa |
作動音 | 62 / 64 / 67 / 69db |
最長稼働時間 | 250分間 |
最大清掃面積 | 220㎡ |
紙パック容量 | 4L |
セット内容
- 掃除機本体
- ゴミ収集ステーション
- 水交換ステーション
- メンテンスツール
- 予備パーツ(サイドブラシ・紙パック)
- 配管付属品
- クイックスタートガイド
- 取扱説明書
SwitchBot S10の外観をチェック
掃除機本体
こちらがSwitchBot S10本体。
SwitchBotらしい清潔感のあるホワイト色と、シンプルなデザイン性。
お部屋の間取りを読み取るLiDAR SLAMの凸部は金属仕上げ。
従来のK10+やS1モデルと比較すると贅沢感のある、フラッグシップモデルらしい仕上がりです。
ちなみに横から覗き込むとこんな感じ。
360°カメラが内蔵されており、いかにも無人探索機って感じ。
フロントには障害物回避に役立つAIカメラを搭載。
なんとカメラ両端にはLEDライトを2灯搭載しており、暗所では自動点灯してより正確に障害物を検知します。
リアには汚水タンクを搭載。
ローラーによる水拭きで出た汚水を、このタンクに溜め込みます。
タンクは引き抜くことができ、付属のブラシで定期的なメンテナンスが可能です。
専用の洗浄ブラシが付属するのが嬉しい。
表面のパネルを外すと、電源スイッチやダストボックスが内蔵。
マグネットで簡単に脱着でき、メンテナンスも容易です。
裏面はこんな感じ。
ブラシやローラー等全体的に左に寄った珍しい設計です。
メインブラシはゴム製を採用。
これが髪の毛が絡まなくてめちゃくちゃいいんですよ…
よくある毛状のブラシと比べてフローリングの隙間等掻き取るのには弱いかもしれませんが、それ以上にメンテナンスの恩恵が大きい…
水拭きはローラーモップを採用。
詳細については後述しますが、結論だけ言いますと過去最高の水拭きモップでした。
ゴミ収集ステーション
ゴミ収集ステーションは、よくあるタワー型のシンプルな仕上がり。
上面の蓋にSwitchBotロゴ。
蓋を開けるとゴミを溜め込む紙パックがセットされています。
掃除機本体との接合部はこんな感じ。
充電用の接点端子と、ゴミを吸い上げる吸引口が配置されています。
掃除機本体とセットでもスマートでいい感じ。
水交換ステーション
本製品の主役、水交換ステーションです。
給排水をダイレクトに接続するため、ボディサイズ自体はかなりコンパクトな設計です。
正面に各接続部が集結しており、給水・排水・充電を全てここで行います。
掃除機本体は水交換ステーションの位置も自動で検知し、給水・排水のタイミングで自動でピットインします。(凄すぎ…)
それぞれ水の通り道がこちらの2本のホース。
白(給水)・黒(排水)となっており、洗濯機の給排水部を借りて接続します。
ゆっぺ
接続方法は後ほど詳しく紹介します!
SwitchBot S10の設置・接続方法
掃除機本体の設置方法
- STEP
掃除機本体の電源を入れる
掃除機本体上部の蓋を開け、電源スイッチをONにします。
- STEP
ゴミ収集ステーションを設置する
ゴミ収集ステーションを平らな位置に設置します。
前方向:1m・左右:0.5mのスペースを設けて設置します。
- STEP
ゴミ収集ステーションに接続する
掃除機本体をゴミ収集ステーションに手動でドッキングします。
- STEP
水交換ステーションの設置・起動
Bluetoothリセットボタンを2秒間長押しし、起動します。
接続方法は、下記の「水交換ステーションの接続方法」をご参考ください。
- STEP
SwitchBotアプリと接続
水交換ステーションの接続方法
給水・排水設備により接続方法が異なるため、以下参考程度にご覧ください。
ゆっぺ
SwitchBot公式より、各設備に合わせた接続方法が紹介されています!
クイックガイド
僕の自宅の場合…
- STEP
洗濯周りの現状
自宅の洗濯機周りの設備はこんな感じ。
給水は壁付け水栓→洗濯機回転式呼び径3/4
排水は防水パン用の排水トラップです。
- STEP
止水する
初めに給水の止水栓を閉め、水を止めます。
- STEP
給水ホースを接続する
洗濯機と洗濯ホースの間に、付属の給水分技チーズを挟み、水交換ステーションの給水ホースを接続します。
- STEP
排水ホースを接続する
付属の排水分技チーズを加工・取り付けし、水交換ステーションの排水ホースを接続します。
※本来防水パンの場合は排水ホースを排水トラップのカバーの隙間に差し込むのみですが、ホースの先端を切落したくなかったのでエルボに接続しました。
- STEP
試運転&水漏れの確認
止水栓を開けて洗濯機+水交換ステーションの試運転をし、各接続部より水漏れがないかを確認します。
以上で、水交換ステーションの接続は完了です。
SwitchBot S10の使用感をレビュー
SwitchBot S10の実際の使用感をレビューしていきます。
給水・排水の手間なしで負担が大きく軽減
もう重たい水タンクを運ばなくていいのか…!!!
従来の水拭き機能付きロボット掃除機といえば使用者自身で水タンクの管理が必要でしたが、水交換ステーションにより給水・排水を自動化し、ついに水タンクの管理が必要なくなりました!
- 重い水タンクを運ばなくていい!
- 水タンクの残水量を管理しなくていい!
- 臭くて汚い汚水に触れなくていい!
- 常に綺麗な清水を使用できる!
ゆっぺ
やばいメリットだらけ…
中でも重たい水タンクを手運びしなくてよくなったのが嬉しく、身体への負担も軽減されました。(意外と水タンクの消費って激しいからね…)
また、使う直前に水道管より直接引き込むため、常に綺麗な清水を使用できるのも魅力の1つ。
特に夏場は菌も繁殖しやすいため、水タンクに溜めっぱなしにならないのが嬉しいです。
掃除のフロートしてはこんな感じ。
- ゴミ収集ステーションから出発
- 水交換ステーションに立ち寄り「給水(清水)」
- 部屋の掃除を開始
- 水交換ステーションに立ち寄り「排水(汚水)」
- ゴミ収集ステーションに戻り、ゴミの吸引&充電
ちなみに僕がやることは掃除開始のボタンを押すだけ。神すぎる。
給水・排水時には若干の音が鳴ります。(音声は給水時)
イメージではちょろちょろ程度の音かと思っていたのですが、想像以上に機械音だったのでびっくり。
総じて楽にはなったのですが、少し悲しかったのが汚水タンクの汚れ具合を拝めなくなってしまったこと。
水が汚いほど「あぁ…部屋が綺麗になった…」と実感できたのですが、汚れ具合を確認できないのでスッキリ感はなくなりました。
ゆっぺ
排水ホースが透明だったら可視化できて面白かったかもね…
水拭き機能がまじで優秀
水拭きはローラーモップ式で、優しく均等に汚れを拭き取ります。
よく目にする円型モップとの比較は以下の通り。
これまでどちらのタイプも試してきましたが、個人的にはローラータイプが好み。
特に水たまりになりにくいのが非常に嬉しく、水量多めでガッツリ水拭きができます。
ゆっぺ
円型だと方向転換のときに水を吹き出して、水たまりになりやすいからね…
弱点としては壁際まで拭き取れないことですが、トータル的に考えると9割の面を丁寧にムラなく仕上げられるローラータイプの方が好みでした!
また、ここからがSwitchBot S10の魅力で、水拭きとモップ洗浄を同時に行えるんです!
掃除機内部で5つのステップを繰り返し行っており、常に綺麗なモップで水拭きを行います。
ゆっぺ
汚れを塗り拡げることなく、1回1回ピカピカのモップで拭き取ってる!
発想が革命的だし、それを実現したSwitchBotも凄すぎる…
モップ洗浄した汚水は掃除機本体のタンクに溜まり、最後に水交換ステーションで吐き出します。
濡れたモップはというと、ゴミ収集ステーションで熱風乾燥します。
時間を開けずに速攻乾燥させるため、生乾きの臭いやカビの繁殖も防ぐことができます。
ゆっぺ
水拭き周りの設備が整いすぎてるんだよなぁ…
脱着も簡単で、手洗いも可能です。
但し、ローラーとモップは切り離すことができないため、干し方などは少し工夫が必要です。
シンプルに操作が簡単
水交換ステーションが加わり、操作がもっと複雑になるかと思いきや、実はめちゃくちゃシンプル。
というのも、S10が自動で段取りしてくれるため、まじでやることないんですよ…(笑)
ゆっぺ
水交換ステーションの位置確認や給排水も自動でやってくれるから、難しい設定は何もなし…
従来と同じく、水量や吸引力はSwitchBotアプリで制御可能。
目新しい機能などは特にありませんが、直感的に操作できて快適です。
SwitchBotはデザイン性だけでなく操作性も非常にシンプルなため、近代的な家電にはついていけないという方でも安心して使用できます。
ゆっぺ
特にロボット掃除機が初めての人でも使いやすいモデルです!
設置場所は考える必要あり
SwitchBot S10の最大の弱点とも言えるのが、設置場所が限られること。
特にS10を購入する人は水交換ステーションに魅力を感じて購入すると思いますが、これの置き場所が基本的に洗濯機付近となってしまうため、脱衣所のスペースに余裕がない家庭は結構邪魔に感じてしまうかもしれません…
ゆっぺ
給水・排水の位置が洗濯機と同じ場所を使うから、水交換ステーションのホースが届く範囲に限られる…
ちなみに僕の家は2DKの賃貸で、正直脱衣所は狭い方なので設置には工夫が必要でしたね…
とりあえず水交換ステーションだけで考えるとそこまで圧迫はしないので、洗面台の前に設置しています。
ちょうど扉を開いても干渉しない高さですが、掃除機本体が給排水しに来た時にピットインできるよう、椅子などは置けませんが…(笑)
購入前に、設置場所をイメージして購入することを絶対にお忘れなく!
ちなみに、本末転倒のようにも感じますが『S10 専用外付け水タンク』も別売りで販売されています。
こちらは従来と同じ手動での水交換となりますが、コンセント不要且つ好きな場所に設置できるので、水交換ステーションの設置が難しい人はこちらを追加購入するのもありですね!
SwitchBot S10のまとめ
以上、給水・排水も自動化したロボット掃除機『SwitchBot お掃除ロボット S10』のレビューでした。
とにかく「設置場所」と「上下水道の取り付け」さえクリアできれば超快適なロボット掃除機なので、
- 新居に引っ越したばかり
- 水拭き機能を特に重宝している
- シンプル且つ高機能で扱いやすい掃除機が欲しい
これらの方に、特におすすめのロボット掃除機です!
また、今後はS10と連携した「気化式加湿器」「除湿機」も開発中とのこと。
どんどん進化・派生していき、SwitchBot製品で統一したい人には尚の事おすすめしたい製品です!
ゆっぺ
これからさらに連動製品が増えていくと考えるとワクワクする…
以上、ゆっぺ(@greenvip_jp)でした。
S10と連動した
「SwitchBot 気化式加湿器 Plus」
\\ 登場しました! //
SwitchBot S10