どうも。ゆっぺ(@greenvip_jp)です。
PC作業をしていると、ついついデスク上が散らかりがち。
USBを接続するためのハブが置いてあったり、充電ケーブルが伸びていたり、外部ディスプレイに出力するためのHDMIケーブルが転がっていたり…
ゆっぺ
PC周辺のケーブルが1つにまとめられたらいいのになぁ…
そんな人におすすめなのが、今回紹介する『SuperHub SE』です。
充電+データ転送+映像出力を1つに詰め込んだ夢のような多機能USBハブ。
それでありながらこのサイズ感。
普段のデスク上で使うのもよし、出張に持っていくのもよし、あらゆるシーンで活躍できる最強ハブです。
USB-C充電ポートは、2つともPD対応。
MacBookやiPhoneを高速充電することができます。
USB-Aポートは、充電以外にUSBハブとしても使用することができ、MacBookを充電しながらデータ転送が可能です。
そしてなんと、Nintendo Switchのドック代わりとしても使用できるんです。
ゆっぺ
多機能すぎ!!
何より驚きなのが、このサイズでこれら全ての機能を実現できていることです。
遊び心満載で、是非ともデスクワーカー全員におすすめしたい製品です。
この記事では、PD充電+データ転送+映像出力を詰め込んだ多機能USBハブ『SuperHub SE』のレビューをしていきます。
- PD対応の高出力ポート搭載
- USBハブとしても使用可能
- Nintendo Switchのドック代わりにも
この記事は、メーカー様より製品を提供いただき作成しています。
もくじ
SuperHub SE|概要
SuperHub SEは、主にモバイルバッテリーや充電器類を取り扱うメーカー「Zendure(ゼンデュア)」が販売する製品です。
Zendureの販売する製品は、モバイルバッテリーや充電器にスーツケースのような少し洒落っ気づいたデザインを採用しているのが特徴です。
- SuperHub SE 本体
- ACアダプター 1.5m
- USB-C to USB-C 3.1 Gen 1ケーブル 1m
本体カラーは「ブラック」1色のみ。
スーツケースのようなデザインにマットブラックのカラーリング、重厚感があってかっこいい。
ゆっぺ
これならビジネスマンでも違和感なく使えそう!
SuperHub SEのウリの1つでもあるのがこのサイズ感。
クレジットカードとほぼ同じサイズなんです。(カインズカードですが)
ゆっぺ
本当にこのサイズであれだけの機能を網羅できるのか疑いたくなるほど…
重量はたったの126g。
これだけ多機能なのにこのサイズと重量を実現できるのには理由があり、次世代のパワー半導体素材として注目を浴びている『窒化ガリウム(GaN)』が使われているからなんです。
従来の充電器に使用されていた半導体『シリコン』よりも効率よく電流を流すことができ、さらに発熱も抑え小型化できた半導体が『窒化ガリウム』です。
その窒化ガリウムを使用していることにより、手のひらに収まるほどのコンパクトさを実現できました。
ゆっぺ
窒化ガリウムすげぇ…
側面には充電やデータ・映像出力のための各種ポート。
反対側には、給電用のACアダプター接続ポートを搭載。
背面には滑り止め用のゴムグリップが貼られています。
SuperHub SE|各種ポートの紹介
PDに対応した『USB-Cポート』
SuperHub SEのUSB-Cポートは充電用のポートです。
上のポートが最大30W出力、下のポートが最大18W出力となり、どちらもPD充電に対応しているので高速充電が可能です。
最大30W出力のポートは、MacBook(Air・12インチ)などのノートPCや、iPad Proの高速充電が可能です。
最大18W出力のポートは、iPhoneやUSB-C対応スマートフォンの高速充電が可能です。
また、2ポートを使用した同時充電も可能。
合わせて最大48W出力までカバーできるので、MacBookとiPhoneの同時高速充電も余裕です。
ゆっぺ
MacBookとiPhoneの充電はこれ1台で完結!!
一応、その下にあるUSB-Aポートも充電に対応しています。
最大7.5W出力と低出力なので、AirPodsやマウスなどの充電におすすめです。
ハブとして使える『USB-Aポート』
SuperHub SEのUSB-Aポートは、ハブ機能として使用することができます。
先程の最大30W出力のUSB-Cポート側にPCを接続し、USB-AポートにUSBメモリやSSDを接続することでデータ通信が可能です。
ゆっぺ
つまり、充電しながらUSBハブも使える!!
SuperHub SEに採用されているUSB-AポートはUSB3.1に対応しているので、5Gbpsの高速データ通信が可能です。
構図としてはこんな感じ。
ゆっぺ
私の使うMacBook12インチはポートが1つしかないから、ハブ機能も使えるのは助かる!
映像出力に便利な『HDMIポート』
SuperHub SEのHDMIポートを使用することで、外部ディスプレイに映像出力が可能です。
SuperHub SEに搭載されているHDMIポートは4K@60Hzの高解像度に対応しているので、iPhoneやデジカメで撮影した写真や、YouTubeなどを大画面で楽しめます。
1つ注意点なのですが、映像出力を行う場合、付属のUSB-C to USB-C 3.1 Gen 1ケーブル(または、映像出力に対応したThunderbolt 3などのUSB-Cケーブル)を使って接続する必要があります。
ゆっぺ
普段充電に使っているほっそいUSB-Cケーブルでは映像出力できないので注意…
HDMIケーブルを接続し、実際にプロジェクターに投影してみました。
さすが4K対応。プロジェクターなので若干粗さはありますが、それでも十分綺麗に映し出されています。
ゆっぺ
もちろん、テレビや外部モニターにも映像出力できます!!
SuperHub SE|Nintendo Switchのドックとしても使える!
SuperHub SEの面白い機能が、Nintendo Switchのドックとしても使えること。
純正のドックは画像にもあるように結構大きめサイズなのですが、SuperHub SEを使うことで省スペースでの映像出力が可能になります。
実際の構図がこちら。
Nintendo Switch → SuperHub SE → 外部ディスプレイとケーブル1本ずつ繋いであげることで、純正のドックを使用したときと同じように出力できます。
問題なく接続できました。
SuperHub SEをドック代わりとして使うメリットは『省スペースで使える』だけではなく『出先でも使える』ことです。
例えば、旅行先でも大人数でゲームを楽しみたい場合、あんなに大きなドックを持ち歩くのは大変ですよね。
その代わりにSuperHub SEを持っていくことで、荷物にならず、しかもiPhoneの充電としても活躍できるので一石二鳥です。
ゆっぺ
もう、どこにでも持って行きたい頼れる相棒!
SuperHub SE|一般的なUSBハブとの差別化
ここまで読めば、気づいた人もいるかもしれません。
「これって、普通のUSBハブと一緒なんじゃ・・・」
Switchのドック代わりとして使える機能を省けば、一般的なUSBハブと全く一緒のようにも見えます。
しかし、SuperHub SEは一般的なUSBハブとは別物です。
その理由として、SuperHub SEには冒頭にも紹介した『窒化ガリウム』を使用しているからです。
一般的なUSBハブは主にデータ通信用として使用されるので、充電ポートにそこまで力を入れていません。(なんなら窒化ガリウムを使用しているハブは見たことありません)
それにより、充電速度が普通 or 遅かったり、充電を長時間続けると発熱を起こします。
SuperHub SEは窒化ガリウムを使用している上にPD充電にも対応しているので、充電速度も早く、発熱に関しても高熱とまではいきません。
しかし、SuperHub SEはハブとして使用できるのがUSB-Aに限られ、使えるポートも1つしかないことから、拡張性で見ると一般的なUSBハブの方が優れているという面もあるので…
- 充電を優先! → SuperHub SE
- ハブ機能を優先! → USBハブ
と、差別化できるように私は感じます。
SuperHub SE|まとめ
以上、PD充電+データ転送+映像出力を詰め込んだ多機能USBハブ『SuperHub SE』のレビューでした。
PC作業に必須の基本的な機能+Switchドックとして使用できる、超多機能USBハブ。
リモートワーカーはもちろん、出先でPC作業する人もカバンに1つ忍ばせておきたいおすすめのUSBハブです。
以上、ゆっぺ(@greenvip_jp)でした。