どうも。ゆっぺ(@greenvip_jp)です。
面倒な掃除を自動でこなしてくれるのがロボット掃除機。
最近のハイエンドモデルロボット掃除機は、自動ゴミ収集やモップ洗浄など当たり前となっており、ここ数年で急激に進化を遂げています。
ゆっぺ
ロボット掃除機のインフレが激しすぎる…
ロボット掃除機の戦国時代とも言えるさなか、掃除後のメンテンナスよりも掃除を行うことにスポットを当てた、全く新しいロボット掃除機が登場しました。
それが『Narwal Freo』。
掃除をして綺麗にすることに重点を置いた、より人に寄り添うロボット掃除機です。
最大の特徴は、汚れ具合に応じて自動で掃除を追加してくれること。
多くのロボット掃除機は1回の走行で掃除が終了してしまいますが、その1回で部屋が綺麗になるとは限りません。
Narwal Freoは、最新のテクノロジーで部屋の汚れを自動検知し、臨機応変に2度拭きの有無を判断して綺麗になるまで根気強く掃除をします。
ゆっぺ
本気で綺麗を実感できる!!!
形だけの掃除ではなく、しっかり結果を残す真のロボット掃除機です。
この記事では、本気の綺麗が実感できる全自動ロボット掃除機『Narwal Freo』のレビューをしていきます。
この記事は、メーカー様より製品を提供いただき作成しています。
もくじ
Narwal Freoの概要
Narwal Freoは、ロボット掃除機の研究・開発を専門とするスタートアップ企業「Narwal(ナーワル)」の製品です。
2022年9月にクラウドファンディングサイト「Makuake」にてプロジェクトを実施後、応援購入総額1,500万円を突破し、大成功を収めたロボット掃除機です。
ゆっぺ
b8ta Tokyoで実機が展示されるなど、話題となりました!
現在はプロジェクトが終了し、Amazonや楽天市場などのECサイトで購入が可能です。
こちらがパッケージ。
ロボット掃除機にしてはコンパクトな梱包箱です。
掃除機本体とステーションがそれぞれ分けて梱包されています。
- 掃除機本体
- ベースステーション
- サイドブラシ 1セット
- 淸水タンクスポンジフィルター 1セット
- 床洗剤
- 電源コード
- 取扱説明書
こちらが掃除機本体。
一般的なロボット掃除機と同じ円形で、中央に凸状のセンサーを配備しています。
掃除機本体の制御は、上部に配置されているリングボタンのみ。
2回タップで掃除を開始し、3秒長押しで電源のON・OFF操作が可能です。
下部にはメタリック調の「NARWAL」ブランドロゴと、衝突防止バンパーには「DESIGNED BY NARWAL」の文字がうっすら。
ちょこちょことした細工に高級感が感じられます。
上部の凸部が、部屋の間取りを確認するLDSレーザーセンサー。
LDSレーザーセンサー:無人運転車に採用されている環境を認識できるセンシング技術と同様の技術。
周囲には家具などに接触しても傷が付かないよう、360°ラバーガードが取り付けられています。
前面のカバーのようなものが、衝突防止バンパー。
走行中家具などに衝突してしまっても、バンパーが衝撃を和らげてくれます。
上面は開くことができ、中にはダストボックスやフィルターが収められています。
ダストボックスは結構大きめで、ゴミ捨ての頻度も減らせそう。
また、紫の爪を押すことでワンタッチでごみ捨てが可能です。
ゆっぺ
ワンタッチかどうかで地味に便利さが違うんだよな…
こちらが掃除機本体の裏側。
付属のサイドブラシは、はめ込むだけで簡単に取り付けられます。
左右で色分けされているので、取り付けの間違いもなさそう。
珍しい2本ブラシです。
タイヤはグリップ感の強いゴム製のブロックタイヤで、ダート走行も可能。
段差も難なく乗り越えます。(2cmまで)
モップは、おにぎり状のデュアルモップを採用。
モップモジュールはマグネット式で、簡単に取り外せます。
モップはマジックテープで吸着しているので、モップ交換の際にはベリベリ剥がして交換できます。
続いて、ベースステーションを見ていきます。
個人的にこの丸っこい形状がめちゃくちゃ好み…
中央にはNARWALロゴ入りのシンプルなデザインです。
横から見ると、結構奥行きがあるサイズ感。
掃除機本体が丸っと収納できるので仕方ないですが、それでも限りなくコンパクトな仕上がりで、無駄が感じられません。
上部の蓋周りはシルバーのライン入り。
この半艶な配色が高級感を引き立てます。
そしてNarwal Freoの目玉、タッチパネルです。
後ほど詳しく紹介しますが、おまけ程度ではなくめちゃくちゃ凝ってます。
上部の蓋を開くと、2種類の給水タンクが格納されています。
右(紫)が汚水タンクで、左(白)が清水タンク。
このタンクも結構いい作りしてるんですよ。
正直100円ショップに売っていそうなチャチなタンクかと思っていたのですが、実際肉厚で落としても衝撃に耐えられそうな上部なタンクでした。
こちらがベースステーション下部の掃除機収納庫。
奥のクリーニングベースでモップを自動洗浄します。
これ、めちゃくちゃ驚いたんですが、クリーニングトレイが外せる設計なんですよ。
なので、定期的にクリーニングトレイを洗浄することで、より清潔に水拭きを行うことができます。
ゆっぺ
ここまで分解清掃できるロボット掃除機は初めて見た…!!
Narwal Freoの初回セットアップ
Narwal Freoの初回セットアップ方法をご紹介します。
ベースステーションの設置
まずは、付属の電源コードをベースステーション背面に差し込みます。
ベースステーションを設置します。
掃除機本体が正常に走行できるよう、正面周り180°は1m以上の空間を空けて設置してください。
清水タンクを取り出し、内側のスペースに付属の床洗剤を挿入します。(任意です)
清水タンクに水を入れ、戻します。
掃除機本体をベースステーション内に格納します。
以上で、ベースステーションの設置は完了です。
掃除機本体を格納するとタッチパネルに初期設定の案内が表示されますので、このままタッチパネルより操作を続けます。
ベースステーションのアクティベート
掃除機本体の格納後、接続が開始されます。
言語を選択します。(普通のスマホみたいにスワイプ操作できます…)
QRコードが表示されるので、スキャンしてアクティベーションコードを取得します。
アクティベーションコードが発行されるので、ベースステーションに入力します。
アクティベーションに成功すると、専用アプリのQRコードが表示されるので、スキャンしてアプリをインストールします。
アプリのインストール
QRコードをスキャン、またはApp Store、Google Playより「Narwal Freo」アプリをインストールします。
Narwal Freo
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言語を設定し、アカウントを作成します。
デバイス追加画面で、Narwal Freoを選択します。
Bluetooth接続を許可し、ネットワーク接続を開始します。
接続が完了すると、Narwal Freoスタートページが表示されます。
以上で、アプリの設定は完了です。
Narwal Freoをレビュー
Narwal Freoの実際の使い心地をレビューしていきます。
床汚れを自動検知!?2度拭きで徹底綺麗
2度拭き自分で判断するとか人間かよ…
Narwal Freoは、1回の走行で汚れ具合を自動検知し、さらに掃除が必要と判断した場合、自動で2度拭きを行います。
この機能、「さすがにこんなことできるわけないだろ…」と最初は思っていたのですが、まじで自動判断していました。
初めての走行後、掃除が終わってステーションに戻ったと思ったら「汚れエリアを検知しました。再度モップがけモードを開始します。」とアナウンスが流れ、指示もしていないのに勝手に再出発していきました。
しかも、2度拭きの場合は吸引は必要ないので、サイドブラシ停止&吸引OFFで、高速移動で水拭きを行います。
ゆっぺ
めちゃくちゃ仕事ができるロボット掃除機だぞ…
2度拭きを行った後、再度改めて掃除を開始したのですが、その後は2度拭きモードには移行しませんでした。
すなわち、掃除前の部屋がめちゃくちゃ汚かったということです。
ゆっぺ
嬉しいような悲しいような…
人間が目視で確認できない汚れ、見逃した汚れもNarwal Freoはしっかり検知するので、本気で綺麗な床に仕上がります。
自動モップリフトアップでカーペットのある部屋も安心
ロボット掃除機の弱点がカーペット。
一般的な水拭き機能を搭載したロボット掃除機だと、カーペットの上を掃除したい場合はその都度モップを取り外す必要がありました。
しかし、Narwal Freoは自動モップリフトアップ機能を搭載しているため、カーペットの上に乗ると自動でモップをリフトアップし、モップを取り付けたままカーペットの上も掃除することができます。
ゆっぺ
床もカーペットも一度に掃除できるのは凄く楽!!
また、カーペットの上に乗ると自動で吸引力もアップするので、根こそぎホコリを吸い取ることができます。(最大3,000Pa)
カーペットの上を掃除する注意点として、毛足の短いカーペットだと問題なく掃除できますが、毛足の長いカーペット(絨毯など)だとモップが接触し、毛先が濡れてしまいます。
ゆっぺ
毛足の長いカーペットを使用している人は、設定でカーペット掃除をOFFにすることをおすすめします。
速い。静か。気づいたら掃除が終わる
ロボット掃除機界のウサイン・ボルト。
ロボット掃除機を使用したことない人が見ると遅いと感じるかもしれませんが、実際めちゃくちゃ速いですよこいつ。
走行もですが切り返しも素早く、サクサク掃除をこなしてくれます。
しかも、恐ろしいほど静かです。
「本当に吸ってる?」と心配になってしまうほど静かなのですが、しっかりとホコリを吸い取ってくれています。
メーカー数値は55dBみたいですが、実際もっと静かに感じます。
ゆっぺ
速いし静かだし丁寧だし、言うことないんだよなぁ…
その証拠に、掃除&水拭きで15分、2度拭き含めても30分かからずに掃除が終わっています。(掃除範囲約8畳)
朝の忙しい時間、急な来客でも、サクッと部屋を綺麗にしてくれます。
近未来的なタッチパネル搭載
おまけ程度かと思ったら大間違い。
「ここ、こんなにこだわるんかい!!」とツッコミを入れたくなるほど、よく出来すぎています。
- Freoモード
- 掃除から水拭き
- 掃除&水拭き
- 一般掃除モード
- 水拭きのみ
- 各種設定(上からスワイプ)
ゆっぺ
もうアプリいらないやん…
基本的な操作は全てタッチパネルで完結できてしまうので、Wi-Fiの無い環境やスマホ操作が面倒な人はこちらを使用するといいでしょう。
ちなみに、掃除時間や現在の掃除機本体の動作がリアルタイムで表示されます。
なにこの超ハイスペックロボット掃除機。
アプリの使い勝手が最強
掃除機に比例してアプリのUIも神すぎ。
掃除経過時間、走行ルート、ステータスなどが表示されるのは普通のことなんですが、なんかおしゃれすぎない???
掃除時間が%表示されたり、走行ルートが塗りつぶされていたり、ベースステーションや掃除機本体が可愛らしいアイコンで表示されてたり…
ゆっぺ
シンプルで整ったUIなので、使っていてとても気持ちが良い…
国外メーカーのアプリは日本語がおかしなところがあったりするのですが、Narwal Freoアプリはほぼほぼ正確です。
掃除エリアを細かく指定できたり、消耗品の交換目安期間を案内してくれたり、機能も充実しています。
専用洗剤で床がいい香りに…!?
凄く興味深かったのがこの床洗剤。
どうやらこの床洗剤は、モップ洗浄に使用するのではなく床掃除に効果を発揮するそう。
初回セットアップでもご紹介した通り、清水タンクの内側にセットすることで自動で床洗剤を投入してくれます。
正直、この床洗剤で特別綺麗になったとは感じませんでしたが、床がほんのりいい香りになりました。
あまり好き嫌いの分かれないベターな香りなので、同時使用をおすすめします。
鈍臭く結構ぶつかる
少し残念だったのが、あちこちぶつかること。
一応、障害物回避センサーは搭載されていますが、結構な頻度でぶつかります。
衝突防止バンパーが取り付けられているので危害はあまりなさそうですが、デリケートなものや傷つけたくないものは掃除範囲に置かないほうが良さそうです。
ゆっぺ
走行が速いからその分ぶつかったときの衝撃も強め…
消耗品のランニングコストが高め
モップやサイドブラシは定期的な交換が必要。
消耗品は公式ストアやAmazonで購入できるのですが、価格が結構お高めです…
それぞれ交換時期が異なるためちょこちょこ単品で買い足すことになりそうですが、セット買いだと6,000円ほど安く購入できるので、長く使っていきたいと思っている人はアクセサリーセットがおすすめです。
Narwal Freoのまとめ
以上、本気の綺麗が実感できる全自動ロボット掃除機『Narwal Freo』のレビューでした。
走行の速さや静音性など機能面でも驚きでしたが、何より汚れ自動検知による2度拭き機能には衝撃を受けました。
本来の意味での「手間いらず」を実現するロボット掃除機で、安心して掃除を丸投げしたい人にとてもおすすめのロボット掃除機です。
ゆっぺ
完璧すぎるあまり価格も高級域ですが、一生頼れるロボット掃除機です!
以上、ゆっぺ(@greenvip_jp)でした。
Narwal Freo