【SwitchBot K10+Pro Combo レビュー】ロボット+スティックが1つに集約!モチベまで上がる理想の掃除機。

8 min

どうも。ゆっぺ(@greenvip_jp)です。

僕の家事担当「お部屋の掃除機がけ」を代わりに担ってくれるロボット掃除機。僕がすることは、ロボット掃除機の届かない所をスティック掃除機で補うだけ。

しかし、最近の悩みが掃除機たちの占有スペースがでかすぎること。さすがに2台も設置すると圧迫感もあり、どうにか省スペースにまとめたいところ…

っとそこで、そんな理想を叶える掃除機がSwitchBotより登場しました!

それが『SwitchBot ロボット掃除機 K10+Pro Combo』。

こ…これを待ってたのよ…!!!

ついに、ロボット掃除機とスティック掃除機が1つに集約されたスマート掃除機が登場!

A4用紙サイズほどの設置幅に収まっており、限りなく省スペースに設置可能。何なら従来のロボット掃除機よりも小さいくらい。

超コンパクトなロボット掃除機「K10+Pro」と、扱いやすさ満点のスティック掃除機のコンビで、これ1台あればほぼ全ての箇所を掃除できてしまう超便利家電でした!

ゆっぺ

ゆっぺ

快適すぎて僕の掃除モチベーションまで底上げされました!!

この記事では、3 in 1スマート掃除機『SwitchBot ロボット掃除機 K10+Pro Combo』のレビューをしてきます。

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SwitchBot K10+Pro Combo

メリット
  • ロボット+スティック掃除機をまとめてコンパクトに設置できる
  • スティック掃除機の操作性が抜群に良い
  • 小回り最強のロボット掃除機でカバー範囲が広い
  • どちらも自動ゴミ収集に対応しておりゴミ捨て必要なし
デメリット
  • 水拭きはおまけ程度
  • 背の低い人はスティック掃除機を取り出しにくいかも

この記事は、メーカー様より製品を提供いただき作成しています。

SwitchBot K10+Pro Comboの製品概要

特徴
  • 3in1設計で省スペースな設置環境を実現
  • 世界最小級ロボット掃除機で狭い箇所もスイスイ
  • 扱いやすく豊富なアタッチメントも備えたスティック掃除機
  • ロボットもスティックもまとめて自動ゴミ収集可能
  • 誰でも使いやすいアプリ操作

SwitchBot ロボット掃除機 K10+Pro Comboは、ロボット掃除機・スティック掃除機・自動ゴミ収集ステーションが1台となった製品。「コンボ」の名は設置性だけではなく、実際の掃除においてもロボットと人間が「コンボ」となって掃除をこなす、2つの意味で効率化を図った製品です。

ロボット掃除機は、SwitchBotの看板商品とも呼べる超小型モデル「K10+Pro」を採用。スティック掃除機は、K10+Pro Combo用に新たに設計されたスリム形状の筐体で、収納性・使い勝手に優れた掃除機です。

ちなみにK10+Proの前モデル「K10+」は、2023年に応援購入サイト「Makuake」で応援購入総額3億円超えを叩き出した超人気商品。つまるところ、本製品に採用のK10+Proは3億円掃除機の後継機です。

スペック

製品名SwitchBot ロボット掃除機 K10+Pro Combo
サイズロボット掃除機:248 x 248 x 92 mm
ゴミ収集ステーション:195 x 297 x 410 mm
スティック掃除機:240 × 135 × 1170mm(床用ノズル)
重さロボット掃除機:約2.3kg
スティック掃除機:約2kg(床用ノズル)
掃除モード吸引 / 水拭き
最大吸引力ロボット掃除機:3000Pa
スティック掃除機:20000Pa
自動ゴミ収集ロボット掃除機 / スティック掃除機
付属ノズル床用ノズル / 2Way すき間ノズル
すき間用ノズル / ダニ取りブラシ
紙パック容量3L抗菌紙パック

セット内容

セット内容
  • ロボット掃除機(K10+Pro)
  • ゴミ収集ステーション
  • モップ取付けパッド
  • 紙パック ×1
  • お掃除シート 30枚
  • サイドブラシ ×2
  • スティック掃除機
  • 各ノズル(4種類)
  • スティック掃除機用バッテリー
  • 収納スタンド
  • 各取付け金具・工具
  • 取扱説明書

ちょっとした組み立てが必要ですが、工具類は全て同梱されているため追加で必要なものはありません。

SwitchBot K10+Pro Comboの外観をチェック

K10+Pro本体は、手のひらにも収まる直径25cmほどの超コンパクトサイズ。一般的なロボット掃除機では入って行けないような場所もスイスイ入っていき、幅広い面積をカバーできます。

厚みは凸部のセンサー込9.2cmほど。ソファーやローテーブルの下も入り込めます。ちなみにセンサーは暗所でも検知できるので、ソファー下の壁や障害物もしっかり回避します。

上部の蓋は開閉が可能で、電源ボタンとダストボックスを配置。この辺りはロボット掃除機おなじみの構造です。ダストボックスのお手入れはここから行えます。

裏面もミニマルな設計。ブラシは片側のシングルブラシで、お部屋の外周を反時計回りに走行します。簡単に脱着でき、水洗いも可能です。

めちゃくちゃ嬉しいのが、メインブラシがゴム製なこと…!髪の毛がほとんど絡まらず、汚れやゴミが付着しても簡単に落とすことができます。もう全てのロボット掃除機ゴムブラシでいいよ。

付属の専用シートをモップ取付けパッドに装着することで、水拭きモードとしても使用できます。使い捨てなので経済的には微妙ですが、僕みたいにたまに使うぐらいなら使い捨てのほうがありがたい。

自動ゴミ収集ステーションは縦長スリムなデザインで、スティック掃除機も同時収納できるCombo用設計。

A4サイズに収まるという謳い文句で、縦横共に超コンパクト。(ちなみにA4サイズはゴミ収集ステーション+スティック掃除機の場合です)

スティック掃除機の収納はステーションの円筒に差し込む方式で、ヘッドは宙ぶらりん状態となります。ヘッドが地べたに着いているとホコリが溜まりやすいのでこの設計はGood。

この収納がなんとも気持ちよく、添えればスポッと収まってくれます…(この辺のちょっとした仕様だけで掃除のモチベーションが高まる!)

上部の蓋を開けると中に紙パックを装着できます。最大3Lの容量で、掃除の頻度にもよりますが約70日に1回の交換でOKとのこと。収納庫として使うほどの余裕はないため、ここは紙パック以外は入れないほうが良さそうです。

スティック掃除機本体は、無駄のないスタイリッシュなフォルムで結構好み。ピストルのようなトリガー式ではなくボタン式なので、持ち手がスッキリしています。

手前の電源マークがON/OFF操作となり、サイクルマークで吸引力の強弱を変更できます。吸引モードは「標準モード / マックスモード」の2段階。マックスモードでは最大20000Paの吸引力を誇ります。

ダストボックスは小さめ。でもそれが良い。スティック掃除機も自動ゴミ収集機能に対応しているので、ゴミを溜め込まなくていいんです。したがって、ダストボックスは限りなくスリムなサイズでOK!

丸型デザインでこれも可愛いんですが、画像のように置いた場合、コロンと横転してしまうのがちょっとだけ残念でしたが…

嬉しいことに、ヘッドは4種類付属!一般的なスティック掃除機と同じレベルで用意されています。

付属のヘッド(左から)
  • 床用ノズル
  • ダニ取りブラシ
  • 2WAYすき間ブラシ
  • すき間用ノズル

各ヘッドの使い勝手は後述するので、一旦メインの床用ノズルのみ紹介。それぞれの可動部やブラシが思いのほか高品質。動線に蛇腹を採用することでフレキシブルな動きも可能となり、スティック掃除機単体としてもかなり優秀です。

しかもしかも!床用ノズルは先端にグリーンライトを搭載。これによりゴミがよりくっきりと見え、より正確にゴミを回収することができます。普段掃除しないところに突っ込むと絶望するほどゴミが見えるので、是非お試しいただきたい。

ちなみに他の3ヘッズは、付属の台座に差し込むことで縦置き収納が可能。迷子にならないのでありがたいです。

SwitchBot K10+Pro Comboの良かった点

本体がとにかくスリム!お部屋の印象もスッキリ!

1番恩恵を感じたのが、このスリムさ!今まで別々に設置していた掃除機を一箇所にまとめることができ、スペースの確保+お部屋の印象もスッキリとまとまりました!

白で統一された清潔感のあるデザインにより掃除機特有の生活感もかき消され、お部屋のインテリアとしても堂々と設置することができます。

ゆっぺ

ゆっぺ

縦長のスラッとしたフォルムが最高に美しいぜ…!

また、ロボット&スティックが1箇所にまとまり「これで家中の掃除を全てまかなえる…!」と思うと胸が高まります。これは男心だからなのか、複数の物が1つにまとまるってのはなんとも気持ちが良い。

加えて縦長の場所を取らない美しいフォルムのため、うふうふな気持ちから掃除嫌いな僕が進んで掃除をしたくなるほど、モチベーション爆上がりの生活家電でした。

不足箇所を補う!スティック掃除機が大活躍

ロボット掃除機では掃除しきれない箇所を補うのがスティック掃除機の役割。K10+Pro Comboのスティック掃除機は、それらの掃除をこなすのに最適な掃除機でした!

個人的に1番気に入ったのが、掃除機本体の扱いやすさ。

誰でも持ちやすいシンプルな持ち手。言ってしまえば装飾のないただの棒ですが、これが癖がなくて持ちやすい。ほどよいグリップ感と重心で、スイスイ気持ちよく掃除を行えます。電源や吸引モードも手元で簡単に操作でき、良くも悪くもこのシンプルさが最高でした。

床用ノズルの柔軟性やグリーンライトも相まって超快適。もはやスティックだけで掃除をしたくなるほど…。掃除嫌いな私でもめちゃくちゃ捗ります。

ラック下
ソファー布地
巾木
天井付近

そして、各ヘッド類がとても便利。ソファーの布地、巾木のホコリ、延長管を使えば天井周りの掃除まで。重心が持ち手にあるのでヘッドの取り回しも楽で、腕も疲れにくいです。

ちなみに、持ち手に重心があるのはバッテリーが搭載されているため。

自身によるバッテリー交換にも対応しているため、ヘタったら交換することで永続的に使用していけます。

2025年1月現在、バッテリー単体の販売はなく、SwitchBotアフターサービスへ連絡することで対応いただけるようです。
参考:ロボット掃除機K10+ & K10+ Proのバッテリー交換は可能ですか

また、おそらく多くの人が悩むであろうヘッド収納スタンドの置き場ですが、ゴミ収集ステーションの上部にシンデレラフィットしたのでこちらで運用することにしました。ちょっと見た目の美しさが損なわれますが利便性優先で。

小回り最強のロボット掃除機

超小型ロボット掃除機 K10+Proは、スタートボタンを押せば自動で掃除を始め、終わったら自動で戻ってきます。とにかく小回りの利く掃除機で、多くのロボット掃除機が苦手とする椅子の脚の間もグングン入っていきます。

それぞれ大きさの好みはあるかと思いますが、正直言って僕は強力な機能を犠牲にしてでも小型のボディが好みです。

吸引力は最大3000Pa。昨今のロボット掃除機と比較すると決して強いとは言えませんが、一般的な床掃除であれば十分な吸引力です。(特に汚れの酷い箇所はスティック掃除機で補えばいいんです)

吸引力の調整・清掃モードの切替はアプリで操作可能です。部屋のマッピングや走行ルートも確認できるのでとても便利。

走行速度は思ったより速めで、テキパキ掃除をこなしてくれます。ボディが小さい分一回の清掃面積が小さいため、走行速度は掃除時間に大きく影響します。

清掃音は45dbほどで気にならないくらいの大きさ。フィィィンといった小型の吸引音と走行音がなんとも可愛らしいです。

障害物回避性能はまずまずの印象。家具や壁は上手に避けてくれますが、コード類は苦手みたい。

僕の家では、衣類除湿機やサーキュレーターなどどうしてもコードが露出してしまうエリアがあるのですが、そこはアプリで進入禁止エリアとして設定し、ロボット掃除機が立ち入らないようにしています。

コードを巻き込みやすいエリアはスティック掃除機で手動で掃除するようにしており、このように助け合いができるのもK10+Pro Comboの強みですね。

あ、ちなみにですがComboといってもあくまで設置場所が一箇所になるだけで、ロボット掃除機とスティック掃除機は電子的に連動しておりません。なので、「スティック掃除機でそこ掃除したから、ロボット掃除機はそこを掃除しない」みたいな、自動で認識し合うような機能ももちろんありませんので、そこはご留意ください。

自動ゴミ収集で溜まらない・汚れない

差し込んだら自動回収!

集めたゴミは、ゴミ収集ステーションにより自動回収。ロボット掃除機はもちろん、スティック掃除機まで対応しており、もう手動でゴミ捨てをする必要はありません!

吸い込んだゴミは紙パックに集められ、僕たちがすることは紙パックを捨てるだけ。しかも3Lの十分な容量で、週に2回掃除する僕のペースだと半年近く持ちそうです。(衛生面が気になる人は適宜取り替えてね)

交換用紙パックはAmazonや公式ストアで購入可能。4枚入りで2,000円ちょっとなので、1年間毎回ゴミ捨てする手間を省けると考えると安いですね。

ゴミ収集音
※音量注意

ちょっと惜しいのが、ゴミ収集音が爆音なこと(基本的にどのメーカーも収集音は爆音ですが…)。掃除機を戻した途端に自動で爆音が流れるので、掃除機がけのタイミングに迷ってしまいます…

それをカバーするのがゴミ収集設定機能。デフォルトではオンになっており、掃除を終えると自動でゴミ収集されるように設定されていますが、これをオフにすることで任意のタイミングでゴミ収集を行うことができます!これは是非とも1番最初に設定しておきたい。

SwitchBot K10+Pro Comboの気になった点

水拭きモードがいまいち

SwitchBotではお馴染みの「お掃除シートを使った水拭き」ですが、こちらはおまけと思った方が良いでしょう。加圧や回転はなくシートを引きずっているだけなので、床にこびりついた液体等はしっかり拭き取れません。

ただ、掃除機で取りこぼしたゴミをかき集めるのには適しており、仕上げ感覚で使うのが良いかもしれません。

10畳ほどの部屋を水拭きした結果がこちら。清掃モードの後にこれだけのゴミを拭き取れているので、やっぱり仕上げには良いかも。このままポイできるので、使い捨てな点はGoodですね。

ゆっぺ

ゆっぺ

ちなみにお掃除シートは市販のウェットティッシュでも代用可能です!

スティック掃除機の出し入れが大変かも

もう1つ気になったのが、スティック掃除機の出し入れ。身長168cmの僕が横に並ぶとこんな感じなんですが、約2kgのスティック掃除機を真上に抜き出すのってちょっと力が必要なんです。

しかも身長が低くなるほど負荷が大きくなってくるので、背の低い女性の方は「ふんっ」と踏ん張らないとだめかもです。ちょっと面倒ではありますが、両手での出し入れが負担も少なくおすすめです。

SwitchBot K10+Pro Comboはこんな人におすすめ!

こんな人におすすめ!
  • ロボット掃除機+スティック掃除機をまとめてコンパクトに設置したい人
  • ロボット掃除機の導入+スティック掃除機の買い替えを検討している人

SwitchBot K10+Pro Comboは、ロボット掃除機とスティック掃除機を1箇所にまとめられるのが最大の特徴で、「現状2台体制で使用していて圧迫感を感じている人」に最もおすすめしたい製品。何度も言いますが僕もその1人で、K10+Pro Comboに乗り換えたことで、お部屋の印象も快適さも大きく変化しました。

また、「ロボット掃除機の初導入」もしくは「スティック掃除機の買い替え」を検討している人にもおすすめのタイミング。別々に買ってしまうと2台体制での設置が永遠につきまとうため、設置スペースが限られている人はK10+Pro Comboを一度検討してみてもいいかもしれません。

SwitchBot K10+Pro Comboのまとめ

以上、3 in 1スマート掃除機『SwitchBot ロボット掃除機 K10+Pro Combo』のレビューでした。

いやぁ、物がコンパクトにまとまるって気持ちが良いですね。掃除機の使用感としても快適そのもので、あれだけ掃除嫌いな僕が進んで掃除をしたくなるほど、非常に満足度の高い製品でした。

平日疲れて帰ってきた時はロボット掃除機に任せ、休日やちょっと時間のある日にはスティック掃除機も稼働して一緒に掃除。これできっと嫁も文句は言いません。

以上、ゆっぺ(@greenvip_jp)でした。

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