どうも。ゆっぺ(@greenvip_jp)です。
長時間のデスクワークに欠かせない電動昇降デスク。腰を痛めやすい僕にはマストアイテムです。
昨今は様々なメーカーが新規参入して盛り上がりを見せていますが、やはり定番はFlexiSpot。
数ある脚フレームの中でも『E7 Pro』は新しいコの字型の形状で、スッキリとしたデスク雰囲気を好む人におすすめのモデルです。
見た目もさることながら、オットマンを引き出しても足が当たらない、デスク下の空間を広々と活用できる等の実用性にも優れており、脚フレームが邪魔にならないことから汎用的に扱いやすい製品です。
ゆっぺ
デザイン性×実用性を兼ね備えた1台!
天板は、FlexiSpot製の集成材(チェリー)を装着。家具ブランドにも劣らない高品質な天板でしたので、こちらも合わせてぜひ最後までレビューをご覧になってください!
この記事では、コの字型のスッキリとした電動昇降デスク『FlexiSpot E7 Pro』のレビューをしていきます。
この記事は、メーカー様より製品を提供いただき作成しています。
もくじ
FlexiSpot E7 Proの製品概要
FlexiSpot E7 Proは、2022年11月に発売を開始して2年以上が経過していても尚、根強く人気のあるベストセラー商品。その証として、公式ストア内のレビュー数は最も多い400件超えを記録し、☆4.5の高い評価も得ています。
また、大手商品比較サイト「mybest(マイベスト)」の昇降デスク部門 機能性1位も獲得するなど、他社製の電動昇降デスクも含めて定番のモデルとなっています。
特筆すべき点が、E7 Proは公式ストア限定の取扱商品であること。Amazonや楽天市場等のECサイトでは購入ができないため注意が必要です。
この件についてメーカー様に確認したところ、どうやらE7 Proは「ユーザー様からのフィードバックを元に開発された商品」とのこと。つまり、みんなの「欲しい」が詰まったモデルとなっており、人気の理由も納得です。
ゆっぺ
(これがどう公式ストア限定に繋がるのかは不明でしたが、みんなの想いが形となった製品だから自社でしか販売したくないということなのかな…)
スペック
製品名 | E7 Pro |
脚幅調整範囲 | 110〜190cm |
昇降範囲 | 60〜125cm |
耐荷重 | 100kg |
脚段階 | 3段階(ピラミッド) |
操作パネル | 昇降・メモリ・USB |
カラー | ブラック / ホワイト |
価格 | 61,600円 |
セット内容
- 脚 ×2
- 昇降支柱 ×2
- ケーブルカバー
- ビーム(コントローラーボックス)
- サポートプレート 左右
- 操作パネル
- 電源コード
- 接合金具類
- 取扱説明書
- 集成材天板(別売り)
組み立て
- STEP
サポートプレートの連結
同梱されている組立説明書通りに進めます。フレームの連結は全て付属の六角レンチで対応できますが、天板との接合は別途プラスドライバーが必要になります。
緩衝材は床への傷防止に役立つので、組立が完了するまではとっておきましょう。
- STEP
昇降支柱の連結
こちらも六角レンチで連結します。ちなみにこの部材が1番重いです。
- STEP
脚の連結
脚は裏表向きを間違えないように。
- STEP
天板を固定
天板を裏返して寝かせ、組み立てたフレームを乗せます。天板に傷が付くため、絶対に緩衝材を床に敷いてください。
脚幅を左右に広げ、天板の下穴に合わせます。全ての穴が噛み合ったら、プラスドライバーで固定します。
- STEP
操作パネル・ケーブルの接続
操作パネルを左右どちらかに固定し、それぞれのケーブルをビームに接続します。
付属のカバーを取り付けます。
- STEP
完成!
最後にひっくり返して完成です!
この最後のひっくり返しが1番重労働なので、必ず大人2人以上で作業してください。
FlexiSpot E7 Proのメリット・良かった点
コの字フレームが開放的で気持ちいい!
E7 Pro 最大の特徴「コの字フレーム」がとにかく開放的。足や椅子が脚フレームに当たらないので、快適にデスクワークを行えます。
特に大きな恩恵を受けたのがリラックス時。僕は休憩時や読書をする際にオットマンを引き出すのですが、従来の「ロの字フレーム」「エの字フレーム」では向きを変えた際に確実に脚フレームに激突していました。しかし、E7 Proはオットマンを引き出しても脚フレームに当たらないため、快適なリラックス環境を形成できます…!
ゆっぺ
のびのびと足を伸ばせる…!
また、コの字フレームは見た目の美しさも秀逸。脚が壁側に寄ることでよりデスク下がスッキリと見え、お部屋全体も広々とします。僕はごちゃごちゃ物で溢れかえっているので関係ありませんが、ミニマルなデスク環境を好む人にもおすすめです。
ちなみにカバンを掛けるのにも最適。脚に当たらず見た目も美しいです。
「これでいい」シンプルな操作パネル
- 昇降
- メモリ設定
- メモリ×4
- USB
操作パネルは本当に欲しい機能だけを搭載した嬉しい仕上がり。デザインも洗練されており、デスクインテリア的にもよく馴染みます。
タッチ操作で、感度も非常に良好。中央に高さがデジタル表示され、100cm以下はミリ単位まで表示されます。
右側の4つのボタンは、記憶した高さをワンタッチで呼び出せるメモリボタン。番号とアイコンで表示が異なりますが「4つのメモリ」と考えて大丈夫です。例えば、下の「立つ」「座る」のアイコンにはそのまま立ち作業・座る作業の高さを設定し、①②ボタンにはたまに使う特殊な高さを設定する等の使い分けができます。
ゆっぺ
「立つ」「座る」のアイコンがめちゃくちゃ可愛いし、ひと目で分かるのが最高!
右端にはUSB端子を搭載し、たまーにしか使わないけどこれに助けられることが結構あるんですよね。出力は10W程と高速ではありませんが、サクッと充電したいときに便利です。(今後USB-Cモデルが出たら嬉しい…!)
駆動性や堅牢さは安心
デスクを支えるパーツとなると耐久性が最も需要ですが、ここはさすがFlexiSpotと言ったところ。各パーツ非常に精巧な作りで、がたつきグラつき等なく安心して使用できます。
モーターの精度もこの通り。昇降動作が滑らか且つ操作パネルからの信号も爆速で、ストレスなく立つ↔座る動作を行えます。音は「ウィィィィィン」と多少のモーター音が鳴りますが、それでも下階や隣の部屋に響くほどの大きさではありません。
また、操作パネルが非常に高精度で、指でちょんちょん押すとミリ単位の高さ調節が可能なんです…!僕は几帳面でシビアに高さは設定したいタイプなので、ミリ単位で調節できるのはとてもありがたい。
豊富に選べる天板、質も高い!
FlexiSpotでは天板の種類も豊富に取り揃えており、脚フレームに合わせて好みの天板を選択できます。今回お送りいただいた「無垢材天板(チェリー)」は、天然木をそのまま使用した自然な風合いを味わえる一枚。長期使用で経年変化も表れ、唯一無二のデザインを楽しめます。
表面にはグロス加工が施されており、ツルツルとした心地よい肌触りが特徴的。防水性・メンテナンス性にも優れているので、気楽に扱うことができます。小口のR処理もめちゃくちゃ綺麗で、ずっと指でスリスリしたくなるような美しい仕上がりです…
また、FlexiSpotならではの特徴が下穴が開けられていること。これにより脚フレームや操作パネルを正確な位置に取り付けることができ、さらに天板の割れや貫通も防ぐことができます!
ゆっぺ
一発で位置決めできるから穴だらけになるのを回避できる…!
他にも、体にフィットしやすい「カーブ型天板」も展開。中央が凹んでおり腕や肘を乗せやすいので、より快適な姿勢維持を求める人におすすめの天板です。
ケーブル類を綺麗に逃がせる配線ホール付き。天板によって機能性も異なるため、是非チェックしてみてください!
FlexiSpot E7 Proのデメリット・気になった点
耐荷重は100kgまで
脚がコの字型であることにより、他の脚より耐荷重が若干弱め。
- E7(エの字型):125kg
- E7Q(ロの字型):200kg
- E7 Pro(コの字型):100kg
正直100kgもあれば十分ですが、デバイスを大量に乗せる人や前側に体重を掛ける人は注意が必要です。
アームクランプが掛けられない場合も
FlexiSpot天板は下穴があることで位置決めしやすいですが、左右の天板幅が結構ギリギリを攻めていて、物によってはアームクランプが掛けられない場合があります。
マイクアーム程度の小型のものであれば問題ありませんが、モニターアームくらい大型のものになると脚フレームにクランプが干渉して取付けられないかもしれません。
また、カーブ型天板は縁に傾斜がついていることで、クランプが半分ほどしかかかりません。アームクランプを多用する人は、天板の下穴をちょっとずらして取り付ける等、加工が必要な場合があります。
FlexiSpot E7 Proのまとめ
以上、コの字型のスッキリとした電動昇降デスク『FlexiSpot E7 Pro』のレビューでした。
E7 Proは「デスク下を広々と使いたい」「デスクをスッキリと見せたい」人におすすめのモデル。特に足元が開放的で、気楽に足を組んだりオットマンを使用できるようになりました。
他のモデルと比較して耐荷重が劣りますが、よほど力を加えなければ沈み込むこともなく、日常的な使用範囲では支障ありません。
また、FlexiSpotは天板も高品質でセットでの購入もおすすめ。下穴があらかじめ空いていることから取付けも簡単で、電動工具を所持していない人やDIYに自身がない人にもおすすめです。
以上、ゆっぺ(@greenvip_jp)でした。
FlexiSpot E7 Pro