【SwitchBot S1 Plus レビュー】安定した掃除性能で取りこぼし無し。賢いセンサーと大容量ゴミ収集を搭載したロボット掃除機。

8 min

どうも。ゆっぺ(@greenvip_jp)です。

今やスマート家電は、私達の生活に欠かせない存在。

我が家では、鍵の施錠やカーテンの開閉、部屋の掃除も全てスマート家電に任せており、私はスマホをぽちぽちするだけ。

愛用しているスマート家電は「SwitchBot」社の製品が多くを占めており、シンプルながら簡単に扱える製品が多く、長らくお世話になっております。

ゆっぺ

ゆっぺ

全部集めたくなるほど、便利なアイテムがいっぱい…

そんなSwitchBotが、遂にロボット掃除機をリリース。

実際に使ってみたところ、賢く的確に掃除を行える優秀なロボット掃除機だったので、今回ご紹介したいと思います。

それが『SwitchBot S1 Plus』。

高精度なレーザーセンサーマッピング機能を搭載し、とにかく綺麗に正確に掃除を行うロボット掃除機です。

ステーションには4Lの大容量ダストバッグを収納でき、最大70日間溜め込むことができるので、ゴミ捨ての手間も大幅に省けます。

機能性としてはエントリークラスですが、それぞれの完成度が非常に高くとにかく安心して掃除を任せたい人におすすめのロボット掃除機です。

ゆっぺ

ゆっぺ

IoT家電に定評のあるSwitchBotだからこそ性能面はバッチリ!

この記事では、安定した掃除性能を誇るロボット掃除機『SwitchBot S1 Plus』のレビューをしてきます。

https://greenvip.jp/wp-content/uploads/IMG_8042.png

SwitchBot S1 Plus

メリット
  • 掃除精度がピカイチ
  • 4Lの大容量ダストバッグでゴミ捨ての手間が激減
  • 吸引したゴミを自動でステーション内に収集
  • 最大250分連続稼働できるロングバッテリー
  • SwitchBotアプリを1つに統一できる
デメリット
  • コード類を巻き込む可能性大
  • ステーションへの収集音が爆音

自動ゴミ収集ベースが不要な方は『SwitchBot S1』がおすすめ!

S1 Plusとの違い
  • 自動ゴミ収集ベースが無い
  • バッテリーが少し小さい(3,200mAh)

主な違いはゴミ収集機能の有無だけだから、コスパを求めるならS1もあり!

この記事は、メーカー様より製品を提供いただき作成しています。

SwitchBot S1 Plusの概要

SwitchBot S1 Plusは、スマートホーム製品を専門に取り扱うブランド「SwitchBot」の製品。

スマートホームブームの先駆けともなったブランドで、創業からわずか5年でユーザー数100万世帯を突破し、今やスマートホーム界を代表するトップブランドです。

ゆっぺ

ゆっぺ

SwitchBot製品のおかげでQOL爆上がりです!!!

製品仕様

サイズメインユニット:340 × 340 × 95mm
自動ゴミ収集ベース:220 × 180 × 380mm
重量3060g ± 10g
バッテリー5,000mAh
持続時間250分 / 210分 / 140分 / 110分
吸引静音 / 標準 / パワー / MAX
水量低 / 中 / 高
掃除モード水拭き / 清掃 / 水拭き&清掃
動作温度0℃ – 40℃
通信方式2.4GHz Wi-Fi
対応OSiOS 11.0以降 / Android 5.0以降
赤と白を基調としたシンプルなパッケージ

こちらがパッケージ。

過去に試してきたロボット掃除機と比べて、箱が圧倒的にコンパクト。

セット内容
  • メインユニット
  • 自動ゴミ収集ベース
  • サイドブラシ ×2(1つは装着済み)
  • モップ取付ブラケット
  • モップ
  • ダストバッグ ×3(1つは装着済み)
  • 小型メンテナンスツール
  • 防止シート
  • 取扱説明書
掃除機本体

掃除機本体はSwitchBotらしいシンプルなデザインで、無駄な装飾は一切ありません。

形状は一般的なロボット掃除機と同じ丸型で、サイズ感も普通。

表面仕上げ

表面はサラッとしたマット仕上げ。

上部には「SwitchBot」のブランドロゴが印字されており、非常にミニマルな外観です。

2つの操作ボタン

手前側に「充電ボタン」と「清掃ボタン」を配置。

中央の円筒にはレーザーセンサーが組み込まれています。

ボタン操作

充電ボタン:短押しすると再充電または再充電一時停止
清掃ボタン:長押しするとロボットを起動・停止 / 短押しすると清掃を開始・一時停止

衝突防止バンパー

前方向には衝突防止バンバーが付いており、万が一家具などにぶつかってしまった際に衝撃を和らげます。

背面

背面もシンプルな構造。

1本のサイドブラシ

サイドブラシは片側シングル。

根本を引っ張ることで外すことができ、交換も簡単です。

ブロックタイヤ

タイヤはグリップ性の強いゴム製タイヤを装備しており、段差やホコリまみれの道も難なく乗り越えます。

メインブラシ

メインブラシは一般的な形状のもの。

つまみ2箇所を押し込むとフレームが外れるので、お手入れも簡単です。

ダストボックス&給水タンク

お尻に付いているクリアケースが、ダストボックス&給水タンク。

ここでゴミ収集と水の管理を行います。

つまみを押しながら引っ張ることで取り外しが可能。

中央がフィルターで、黄緑色の箇所が給水口となっています。

また、付属のモップとブラケットの取り付け箇所は、このクリアケースの裏。

溝にはめるだけなので、取り外しも簡単です。

ステーション(自動ゴミ収集ベース)

ステーションは冷蔵庫のような縦長のフォルムで、充電&ゴミ収集に機能を絞った、限りなくコンパクトなサイズ感です。

ダストボックスの蓋

蓋は掃除機本体と同じマット仕上げ。

中央にSwitchBotのロゴ入り。

内部にパンパンのダストバッグ

開くと、中にダストバッグが収められています。

充電接点と収集口

下部が、掃除機本体の充電と、掃除機に溜まったゴミを収集する場所。

ここだけ艶感のあるブラックが採用されており、ホワイトとのコントラストがいい感じにおしゃれなのですが、同時にホコリも気になるところ…

コードの長さは1mちょっと

背面には給電用の電源コード。

こちらは取り外し不可です。

底には、滑り止め用のゴムシートを4箇所に配置。

グリップ感が非常に強く、安定して設置できます。

SwitchBot S1 Plusの初回セットアップ

SwitchBot S1 Plusの初回セットアップ方法をご紹介します。

ステーションの設置

空間にゆとりを設けて設置

電源ケーブルを差し込み、ステーションを設置します。

掃除機本体が正常に走行できるよう、左右は各1m正面は1.5mの空間をあけてください。

「◯」→「|」に

掃除機本体の左側面にある電源スイッチを「|」に切り替えます。

5〜10秒間長押し

清掃ボタンを5〜10秒間長押しして、電源をONにします。

起動後は青色に点灯

電源がONになると起動アナウンスが流れます。

掃除機とステーションの充電接点をくっつける

掃除機本体をステーションの充電接点に合わせます。

以上で、ステーションの設置は完了です。

アプリのインストール

App Store、Google Playより「SwitchBot」アプリをインストールします。

SwitchBot

SwitchBot

wonderlabs, Incorporatedposted withアプリーチ

インストール完了後、初めての方はアカウント作成を行い、ホーム画面が表示されたら右上の「+」をタップしてデバイス追加画面に移行します。

下にスクロールすると「ロボット掃除機S1 Plus」が表示されるので、こちらを選択します。

案内通りに進めていきます。

Wi-Fi接続画面に移行するので、自宅のWi-Fiと接続します。

5GHzはサポートされていないため、2.4GHzのWi-Fiと接続してください。

ゆっぺ

ゆっぺ

原因は分かりませんが、何故かここで何度も接続に失敗し、再接続を繰り返しました…

問題なく接続されると「接続に成功しました」と画面に表示されます。

掃除機のホーム画面
アプリのホーム画面

その後は設置ガイドの案内が表示され、最後まで進むと掃除機のホーム画面が表示されます。

また、アプリのホーム画面にもS1 Plusが追加され、次回以降はここをタップすることで掃除機のホーム画面に入れます。

SwitchBot S1 Plusをレビュー

SwitchBot S1 Plusの実際の使用感をレビューしていきます。

優秀なマッピング機能で掃除精度ピカイチ

正確なマッピングからの美しい走行ルートで取りこぼし一切なし。

はっきり言って、お掃除専門メーカーに引けを取らない掃除精度でした。

SwitchBot S1 Plusは、LDSレーザーセンサーSLAMアルゴリズムを搭載しており、高精度なマッピングデータを作成することが可能。

それらで完成したマッピングデータに基づき、ルート計画を作成するため、最も効率の良いルートで掃除を行うことができるのです。

LDSレーザーセンサー:レーザー光を照射し、乱反射した光から位相差を検出、演算処理することで距離を割り出す技術。
SLAMアルゴリズム:自分の位置を推定し、同時に環境マップを作成する技術。

引用:SwitchBot

走行方式は、直線的な弓形ルートを採用しているため、走行漏れや取りこぼしもありません。

美しい走行ルート…

実際に我が家をマッピングしたデータがこちら。

10畳1ルームで、家具などが多いため間取りが異なる部分もありますが、ロボット掃除機が走行できた範囲内は隅々まで掃除できているのがわかります。

ゆっぺ

ゆっぺ

安心して任せられるくらい正確に掃除してくれてる…!!!

掃除の精度に関しては文句なしの性能でした。

4L大容量ダストバッグでゴミ捨ての頻度を大幅削減

ダストバッグがでかすぎる…!!!

4Lもの巨大ダストバッグをステーションに収納でき、大量のゴミを溜め込むことができるので、ゴミ捨ての手間大幅に省けます。

まさに私みたいなズボラ男子にぴったり。

ワンタッチ交換

ダストバッグはつまみを引っ張り上げるだけで、簡単に交換できます。

しかも予備で2枚付き。

無くなったらダストバッグ単体の購入も可能です。

ゆっぺ

ゆっぺ

交換頻度が圧倒的に低いから鬼コスパ良い…

※音量注意

ただ一つ、ダストボックスへのゴミ収集について難点が…

掃除後はステーションに戻り、集めたゴミをダストバッグへ自動吸引するのですが、吸引音が爆音すぎます。

現代の掃除機ではありえないくらいの吸引音で、最初聞いた時ぶったまげました。

ゆっぺ

ゆっぺ

木造住宅だったら夜間の掃除は控えたほうが良いかも…

しかし、過去にご紹介したロボット掃除機もゴミ収集の際に同じくらいの音を出していたので、この機能で発する音に関しては目を瞑るしかないのかもしれません。(まあ、その分掃除機のダストボックスが空っぽになるくらい綺麗に吸い上げてるからね)

最大250分の連続稼働で広い部屋も1回で掃除

たくさん走れます

5000mAhの大容量バッテリーを搭載し、1回の充電でMax250分の稼働が可能です。

フル充電で長時間の走行が可能なので、広い部屋や複数の部屋も1回で掃除できます。

ゆっぺ

ゆっぺ

充電の度にステーションに戻らなくていいから、短時間で掃除を済ませられる!

また、長時間走行できるほどのバッテリーを搭載しているということは、時間と引き換えに吸引力を上げることも可能ということ。

大きなバッテリーを積んでいないロボット掃除機は、吸引力を上げるとその分走行できる時間も縮まってしまいますが、SwitchBot S1 Plusは元が大きなバッテリーのため、必要ない走行時間を削ってガンガン掃除させることも可能です。

ゆっぺ

ゆっぺ

バッテリーは大きいに越したことないね!

ちなみに、左上に残バッテリーが表示されるので、残量に応じて調整することもできます。

吸引力や水拭きに関しては無難

まあまあの吸引力

吸引力は、最大2700Pa。これは「MAXモード」で使用した場合なので、標準だと1,900Paくらいの感覚です。(公式では非公開)

正直強いとは言えませんが、埃や髪の毛、砂程度であれば問題なく吸引できるので、日常生活で使用する分には問題ない吸引力です。

吸引音と走行速度

吸引音は59db~65dbで、普通に掃除機かけてるなーくらいの音量。(モーター音も若干気になる)

静音モードも用意されているので、変更することで多少音を抑えられます。

走行速度に関しては、意外とサクサク動いた印象です。

直進走行より、方向転換時の動きが機敏で、テキパキ掃除を行ってくれます。

水拭きが上手

水拭きはムラがなくとても丁寧です。

加圧式でも回転式でもありませんが、一定の水量で水浸しになることなく、均一に拭いてくれます。

ゆっぺ

ゆっぺ

基本的な機能での問題点はなし!

アプリによる細かい機能が盛りだくさん

ここがスマート家電の専門家であるSwitchBotの強み。

掃除に関わる細かい機能が豊富に用意されています。

掃除モード
水量調節
エリア設定

掃除モードや水量調節はもちろんのこと、進入禁止エリア・水拭き禁止エリアの設定も可能。

スケジュール予約や部屋の管理など基本的な機能も、全てアプリから設定できます。

ボイス
レポート
3Dマップ

また、個人的に珍しいなと思った機能がこちら。

ボイスはロボット掃除機の音声を変更することができ、ネコちゃんとかちょっと面白かったです(笑)。もっとバリエーションが増えたら、より楽しめると思います。

清掃レポートは、掃除場所、掃除面積、時間などを細かく記録し、確認することができます。

3Dマップは、使い道がよく分かりませんが、とにかく間取りを立体化させることができます。

ラジコンみたい

また、面白い機能がもう一つ。

リモコンモードを搭載しており、ロボット掃除機を自在に操作できます。

「ちょっとだけここ掃除したい!」みたいな時に、便利に活用できそうです。

コード類が最大の弱点

ロボット掃除機の永遠の課題がコード類の巻き込み

SwitchBot S1 Plusは、レーザーセンサーによる障害物の回避は行えるものの、低所にあるコード類に関しては何も記載がないため、もしかしたら非対応なのかもしれません。

対策としては、コードなど巻き込んだら困るものは上に乗せておくこと。

特に、このブラケットの付け根がめちゃくちゃコードを巻き込みやすいので注意が必要です。

お手入れ方法とパーツ交換について

お手入れ箇所
  • フィルターの掃除
  • モップの手洗い
  • メインブラシの掃除

日常のお手入れは、この3箇所で大丈夫かと思います。

特にメインブラシは、髪の毛など絡まると故障の原因にもなるため、頻繁にお手入れすることをお勧めします。

また、各パーツの使用期限についてはアプリから確認ができるので、時期が近づいたら交換するようにしてください。

Amazonで消耗品セットまたは各パーツを個別に購入することが可能です。

SwitchBot S1 Plusのまとめ

以上、安定した掃除性能を誇るロボット掃除機『SwitchBot S1 Plus』のレビューでした。

とにかく正確に綺麗に素早く掃除を行うことに特化したロボット掃除機。

抜きん出た特別な機能は無いものの、掃除面に関しては文句なしの性能なので、とにかく安心して掃除を任せたい人におすすめです。

以上、ゆっぺ(@greenvip_jp)でした。

自動ゴミ収集ベースが不要な方は『SwitchBot S1』がおすすめ!

S1 Plusとの違い
  • 自動ゴミ収集ベースが無い
  • バッテリーが少し小さい(3,200mAh)

主な違いはゴミ収集機能の有無だけだから、コスパを求めるならS1もあり!

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)