どうも。ゆっぺ(@greenvip_jp)です。
YouTube撮影や動きの多い撮影シーンで欠かせないのがワイヤレスピンマイク。
最高の音声を残すためにも、できるだけ「良い音」で録音でき、尚且つ撮影をサポートする付加機能も搭載されたマイクがあれば最高。
それを叶えるのが『HOLLYLAND Lark Max』です。
クリアな録音性能、且つ内部ストレージ保存やノイズキャンセリング機能も搭載した高性能ワイヤレスピンマイクです。
とにかく「音」が綺麗で、ノイズや歪みもほぼ無く話者の声を忠実に録音できます。
また、ノイズキャンセリング機能により騒がしい場所での録音も可能とし、これが癖のない自然な声で最高…
接続するカメラの他に「Lark Max本体への音声保存」も可能とし、単体でレコーダーとして使用したり、バックアップ用として使用するなど、汎用的な使い方も可能です。
ゆっぺ
音声はもちろんなんだけど、その他の機能も便利すぎて完璧なワイヤレスピンマイクだ…!!!
この記事では、上質な音とサポート機能が充実した高性能ワイヤレスピンマイク『HOLLYLAND Lark Max』をレビューしてきます。
この記事は、メーカー様より製品を提供いただき作成しています。
もくじ
HOLLYLAND Lark Maxの特徴
- 48kHz/24ビットの高音質録音
- ENCノイズキャンセリング機能搭載
- 8Gの内蔵ストレージによる本体保存
- 様々なデバイスに接続可能
- 最大22時間のバッテリー駆動
HOLLYLAND Lark Maxは、主にワイヤレスマイク等の録音機器を販売する「HOLLYLAND」の製品。
プロも使用する本格的な機材を数多く取り扱っており、録音技術に関しては絶対的な信頼の置けるメーカーです。
本記事でレビューするLark Maxは、ワイヤレスピンマイク「Lark」シリーズのハイエンドモデルとなり、音質や機能性もシリーズトップクラスの性能です。
そんなLark Maxの主な特徴が以下の通り。
48kHz/24ビットの高音質録音
ワイヤレスピンマイクの中でも上位クラスに値する48kHz/24ビットの録音に対応。
ホワイトノイズや歪みが少なく、シンプルに音がめちゃくちゃ綺麗。
息使いや抑揚などもしっかり聞き取ることができ、一般ユーザーであれば大満足の録音品質です。
ENCノイズキャンセリング機能搭載
周囲の騒音を抑制するENCノイズキャンセリング機能を搭載。
騒がしい場所でも話者の声を鮮明に拾い、癖のない自然な音声で記録できます。
送信機・受信機のどちらからでもON / OFFの切り替えができ、撮影の段取りもスムーズに行なえます。
8Gの内蔵ストレージによる本体保存
心配性な方やサクッと録音したい人に嬉しいのが本体保存機能。
8Gの内部ストレージを搭載し、最大14時間の録音ファイルを保存できます。
送信機側面のボタン1つですぐに録音を開始できるため、操作も一瞬です。
様々なデバイスに接続可能
デジタルカメラはもちろんのこと、スマートフォンやPCにも対応。
iPhone 15 Proの場合はUSB-Cケーブル1本で接続でき、手軽に録音環境を構築できます。
最大22時間のバッテリー駆動
長時間に渡る撮影にも対応できる最大22時間のロングバッテリー。
ピンマイク単体では最大7.5時間の連続録音を可能とし、ほとんどのシーンであれば余裕で1日使い倒せます。
HOLLYLAND Lark Maxを開封・外観をチェック
開封していきます。
ハイエンドモデルらしい、高級感溢れるパッケージ…
- Lark Max 受信機 ×1
- Lark Max 送信機 ×2
- 充電ケース
- キャリングケース
- ウィンドマフ ×2
- USB-C to USB-Aケーブル
- USB-C to USB-Cケーブル
- USB-C to Lightningケーブル
- 3.5mm TRSケーブル
- マグネットクリップ
- 取扱説明書
こちらがHOLLYLAND Lark Max本体。
寸胴なボディサイズで強者感半端じゃない…
上部の蓋はマット調のプラスチック素材で、下部はグリップ感のある耐衝撃性に優れた素材です。
背面の右下に充電用のUSB-Cポートを搭載。
蓋を開くと両側に送信機、中央に受信機が格納されています。
蓋を開くと自動で電源が入り、受信機に各デバイスのバッテリー残量が表示されます。
ゆっぺ
しっかり%表示されるし日付まで表示されて便利すぎ…
窮屈感もなく、指でつまんで簡単に出し入れできます。
送信機本体がこちら。
充電ケースと同じグリップ感のある素材を使用し、高級感漂います。
両側面に録音開始ボタンやノイズキャンセリングの切り替えボタンを配置し、装着しながらでも操作しやすい設計。
サイズ感としては、一般的なワイヤレスピンマイクより大きめの印象。
少しスマートさに欠けますが、重厚感があってめちゃくちゃかっこいいです。
背面のクリップにはマグネットも装備されており、好みに合わせて装着方法を選べます。
ただ、小さいので無くしてしまわないようにだけ注意です。
送信機本体にも充電ポートが備わっており、急ぎの時はこちらからも充電できます。
受信機本体がこちら。
スタイリッシュにまとめられており、一般ユーザーでも使いやすいデザインなのが最高。
上部にタッチスクリーンを搭載し、各設定やボリュームの調節などここで全て完結できます。
タップ・ダイヤルどちらでも操作でき、発色もパキパキしていて視認性抜群です。
iPhone 15 Proで録音・撮影する際は、付属のUSB-Cケーブル1本で接続が可能です。
付属のキャリングケースは、ストライプ柄のシンプルな仕上がり。
ストラップ付きで持ち運びにも便利です。
表面やジッパー部分には撥水加工が施されており、屋外にも気兼ねなく持ち出せます。
中にLark Maxをすっぽり収納でき、本体四隅は緩衝材にて保護されています。
上部にはケーブルやウインドマフなど小物類をごっそり収納できます。
キャリングケースに必要な機材が全て収まるので、持ち出しや保管の際にめちゃくちゃ助かる…!
HOLLYLAND Lark Maxの使用感をレビュー
HOLLYLAND Lark Maxの実際の使用感をレビューしていきます。
【音質】音綺麗すぎ…リアルで歪みのない音
まずは、実際の録音音声からお聞きください。
話し声
タイピング音
本当に綺麗で良い音…
ホワイトノイズや微妙な音の歪みも感じられず、「音」そのものを忠実に録音できます。
ゆっぺ
この音質をワイヤレスで実現できるの最高でしょ…!!
続いて、ノイズキャンセリングを試してみました。
騒がしいゲームセンターの中で録音してみましたので、その差をお聞きください。
ノイズキャンセリング「OFF」
ノイズキャンセリング「ON」
ノイズキャンセリングの強さに関しては、思ったより控えめな印象。
しかし、これまでのENCノイズキャンセリングで感じてきた「声がデジタルっぽくなる癖」がほとんどなく、自然に近い声で録音できるので積極的に活用できると感じました!
ゆっぺ
ここまで自然ならガンガン使っていける…!
オプションで選べるHOLLYLAND ラベリアマイクの音質もチェックしてみます。
ラベリアマイクにて録音
音質は送信機本体ではなくラベリアマイクの性能に依存するため、併用することで録音の音質も変わります。
個人的には、Lark Max単体で使用するほうが音質的には好みでしたが、首元の快適性や身軽さはラベリアマイクに軍配が上がるため、シーンに合わせて使い分けるなど工夫して使うと良いでしょう。
ゆっぺ
一応、他社メーカーのラベリアマイクも接続できるので、気になる方は比較検討してみてください!
【装着感】ちょっと重たいけどマグネットで解決
ワイヤレスピンマイクの基本的な使い方として、首元に固定して使用します。
送信機の背面にクリップが付いているので、襟元に噛ませて固定できます。
装着感としては、本体のサイズが大きめなので若干のゴテゴテ感を感じ、重さもあるので垂れて引っ張っれてしまうのが少し気になりました。
そこでおすすめしたいのがマグネット固定。
送信機本体とマグネットで服を挟み込むことで好きな位置に装着でき、首元の違和感も感じませんでした!
磁力も強力なので、少し厚手のトレーナーでも問題なく挟み込むことができます。
ゆっぺ
どこでもスマートに装着でき、首元がくすぐったく感じやすい人にも最適!
また、それでも気になる人はラベリアマイクがおすすめ。
送信機本体から服の内側を伝ってコードを通し、首元にクリップで固定します。
マイク本体がコンパクトなため、見た目もよりスマートに整えることができます。
ただ、先程も説明しましたがラベリアマイクを使用すると音質も変わるため注意が必要。
Lark Maxとセット購入が可能なため、「もしかしたら使うシーンあるかも…」と思う人はセットでの購入をおすすめします。
【操作感】シンプルで直感的に操作できる
送信機は両サイドのボタンで操作し、受信機はタッチスクリーンにて操作できます。
最小限のボタン数でシンプルにまとめられているので、ぱっと見で簡単に操作できます。
内部ストレージ保存の録音開始ボタンが送信機に付いているのは本当にありがたい。
急遽録音を開始したい、手軽に声だけ残したい、保険としてバックアップ用で録音しておくなど、ボタン1つで簡単に起動できます。
録音中は赤色のランプが点灯し、ひと目で確認できるのもGood。
ノイズキャンセリングのON / OFFボタンも送信機より操作が可能。(受信機からも可)
こちらはONの状態で緑色に点灯し、OFFの状態では通常の青色点灯となります。
ゆっぺ
いろいろ手元で完結できるのほんとありがたい…!
ただ、片方の送信機でONにするともう片方の送信機もONとなり、片方だけノイズキャンセリングを適応させることは不可なので注意が必要です。
受信機はAMOLEDタッチスクリーンを採用。
メニュー画面は直接タッチ、もしくは左のダイヤルで操作でき、右の白丸をタッチするとホームに戻ります。
スマホ感覚で直感的に操作でき、何より発色がとても良くめちゃくちゃかっこいいです…!
特にもたつく感じもなく、サクサク操作できます。
【セッティング】iPhone 15 Proで使ってみる
iPhone 15 Proで撮影環境を構築してみました。
雲台にUlanzi MagSafe対応スマホホルダーを取り付け、iPhoneをMagSafeで吸着。
上部にコールドシューが付いているため、そこにLark Max 受信機を固定し、USB-Cケーブル1本でiPhoneと接続しています。
便利なのが、送信機の録音開始ボタンを押すと自動でiPhoneの動画撮影が開始されること。
特別な設定は必要無く、iPhoneの画面を動画モードにしておくだけで自動で適応されます。
ゆっぺ
離れた位置からでも簡単に撮影を開始できる!
HOLLYLAND Lark Maxはこんな人におすすめ!
- 音声をクリアに録音したい
- 騒がしい場所でも録音することがある
- 「録音できていなかった…」トラブルを無くしたい
- スマートフォンに接続して使いたい
- コンパクトで軽量なピンマイクを求めている
- 安価で手軽に録音したい
HOLLYLAND Lark Maxは、「音声をクリアに録音し、さらに付加機能でハードに使いこなしたい人」におすすめのワイヤレスピンマイクです。
自然な音声で録音できるノイズキャンセリング機能や、二重録音やマイク単体でも録音できる内部ストレージ保存は、1つの利用シーンに留まらずあらゆる環境下での録音をするユーザーに最高の機能。
ミラーレス一眼やアクションカメラに加えてスマートフォンとの接続にも対応し、撮影機材も幅広く選択できます。
デメリットとして、やはり気になるのがサイズ感。
手軽に録音は開始できるものの、首元の垂れ下がる重さは少し違和感を感じました。
マグネット固定で解消はされますが、確実に固定できるクリップを使用したい人は重さが少し気になるかもしれません。
また、価格については47,300円となり、利便性や性能面で見るとコスパは良い製品に感じます。
「とりあえずクリアに録音できればいいかな」と考えている人は、価格を抑えた「Lark M1」をおすすめします。
HOLLYLAND Lark Maxのまとめ
以上、上質な音とサポート機能が充実した高性能ワイヤレスピンマイク『HOLLYLAND Lark Max』をレビューでした。
ハイエンドモデルなだけあって、個人利用の範囲内であれば十分過ぎる性能。
使い勝手も非常に良く、幅広いクリエイターにおすすめできる製品です!
以上、ゆっぺ(@greenvip_jp)でした。
HOLLYLAND Lark Max