どうも。ゆっぺ(@greenvip_jp)です。
ついにこの時が来てしまった…
リリース時よりずっと愛用しているiPhone 12 mini。
miniシリーズのサイズ感がたまらなく大好きで、既に3年ほど使い続けています。
しかし、iPhone 15登場より最後まで粘って残り続けていたiPhone 13 miniもラインナップから消え、miniシリーズはわずか4年で幕を閉じました。
そして、3年間愛用していた12 miniもそろそろ乗り換え時期であり、中古の13 miniに乗り換えるという手もありますが、いつまでもminiシリーズにしがみついているわけにもいかない…
ついにminiシリーズから脱却することを決意し、iPhone 15 Proに乗り換えました。
結論から話しますと、miniの小ささにこだわってたけど、それを上回るくらいProの機能性・デザイン性が魅力的で、「乗り換え大成功」でした。
購入前は、サイズ感・重さ・フィット感等、miniサイズに慣れた自分が順応できるか不安でしたが、実際使ってみると想像以上に扱いやすく、日常的な使用では違和感を感じませんでした。
サイズ面での使用感についてはminiとはかけ離れていますが、サイズ以上に機能面での恩恵が大きく、「miniのコンパクトも良かったけどProのハイスペも良いな…」というのが正直な感想です。
この記事では、生粋のiPhone 12 miniユーザーが泣く泣くiPhone 15 Proに乗り換えたら大満足しちゃった話をお伝えしていきます。
もくじ
iPhone 15シリーズの中で「Pro」を選んだ理由
今作のiPhone 15は、「iPhone 15(無印)」「iPhone 15 Plus」「iPhone 15 Pro」「iPhone 15 Pro Max」の4機種のラインナップ。
※各スペックや詳細については、詳しいサイトがゴロゴロあるので割愛します。
その中でもなぜ私は「iPhone 15 Pro」を選択したのか、理由をお話します。
チタニウムの高級感に一目惚れした
1つ目が、新しく採用されたチタニウム素材に一目惚れしたから。
昨年登場したiPhone 14 Pro/ Pro Maxモデルには、従来と同様のステンレススチール素材が使用されていましたが、今作のiPhone 15 Pro / Pro Maxは側面にびっしりとチタニウム素材をあしらっています。
強度重量比が最も高い金属の1つであり、軽くて強いのが魅力の素材。
もちろん、その性能は本体の重さや耐久性に直結し、Proシリーズなのに軽いという今までの常識を覆すような新しい筐体仕様です。
ゆっぺ
軽くて強くてかっこいい最高の素材…
アクションボタンを試してみたかった
iPhone 15 Pro / Pro Max限定で新しく採用されたアクションボタン機能。
長らく使われてきたマナーモード切り替えスイッチを撤廃し、押し込み式のシングルボタンへと変更されました。
このボタンが面白く、任意のアクション(機能)を設定すると、長押しすることで即座に呼び出すことができます。
マナーモード設定はもちろんのこと、カメラやフラッシュライト、ショートカットコマンドまで設定できます。(ショートカットコマンドを応用することで、本体の向きに合わせてそれぞれ機能を設定することも…!)
現在では対応するアクションが限られていますが、これだけでも利便性が格段に良くなります。
ゆっぺ
自分の使いやすいように割り当てられる!
乗り換えスパンを考えて「良いものを」
今作のiPhone、価格が高すぎる…
今に始まったことではありませんが、年々iPhoneの価格は高騰しており、エントリーモデルでも平気で10万円を超すようになりました。
今までは2年が買い替え時期とも言われていましたが、経済的にもそうはいかず、3年4年と長く使う人も増えてくるかと思います。(私自身もiPhone 12 miniを3年使用しました)
最初から数年使うつもりなら、やっぱり少しでも良いものを買いたい。
ProやPro Maxだから壊れずに長く使えるわけでもありませんが、機能性としては間違いなく優れており、初期投資として少し頑張って買ったほうがこの先数年の満足度は高くなると思います。
Pro Maxじゃダメなの…?
チタニウム素材、アクションボタンを取り入れたモデルがもう一つ「Pro Max」ですが、なぜProを選んだのか。
それは、単に大きさです。
ProとPro Maxの大きな違いが「画面の大きさ」「バッテリー持ち」「カメラ性能」ですが、miniを使ってきた私からするとProの性能でお腹いっぱいで、性能よりかは筐体サイズを優先しました。
さすがにmini→Pro Maxは飛び級すぎて、あまりのサイズ感の違いに失神してしまいます。
ゆっぺ
性能良くて携帯性も良い、1番バランス良く使えそうなのがProでした!
Proの使用感をminiと比較してみる!
大きさ、重さ、質感等、今まで使用してきたiPhone 12 miniと比較レビューしてみます。
機種 | iPhone 12 mini | iPhone 15 Pro |
---|---|---|
CPU | A14 Bionic | A17 Pro |
ストレージ | 64GB / 128GB / 256GB | 128GB / 256GB / 512GB / 1TB |
通信 | 5G | 5G |
本体サイズ | 131.5 × 64.2 × 7.4mm | 146.6 × 70.6 / 8.25mm |
重量 | 133g | 187g |
画面サイズ | 5.4インチ | 6.1インチ |
液晶の種類 | Super Retina XDRディスプレイ | Super Retina XDRディスプレイ ProMotionテクノロジー |
バッテリー | 最大15時間のビデオ再生 | 最大23時間のビデオ再生 |
充電ポート | Lightning | USB-C |
カメラ | 1,200万画素 (超広角) | 4,800万画素 (超広角・望遠) |
素材 | ガラス背面 / アルミニウム | テクスチャードマットガラス背面 チタニウム |
サイドスイッチ | 着信 / 消音スイッチ | アクションボタン |
顔認証 | ◯ | ◯ |
MagSafe | ◯ | ◯ |
Dynamic Island | ✕ | ◯ |
筐体・画面サイズ
モデルが違うのでまるっきり別物ですが、大きさを比べるとこのような感じ。
意外と大きな差は無いようにも見えますが、毎日触るものだからこそ、数cmの大きさの違いが使用感に大きく影響してきます。
液晶サイズは、iPhone 12 miniが5.4インチ、iPhone 15 Proが6.1インチと一回り大きいです。
ディスプレイの使い勝手だとiPhone 15 Proが圧倒的に優勢で、ブラウジングやSNSも超快適です。
持ち心地・操作感
持ち心地としては、やはりminiサイズに慣れてしまっているためか初め少し違和感を感じました。
ただ、それでも片手で包み込めるほどのサイズ感なので、ホールド感に関しては問題ありません。
液晶が大きい分、指の届く位置が限定されます。
すぐに慣れるとは思いますが、手の小さな方だとminiと比べて操作性は悪くなるかもしれません。
カメラ操作時の持ち心地は、意外にもiPhone 15 Proの方が良かった。
親指にゆとりがあるため、片手でも容易にシャッターを切れます。
iPhone 15シリーズよりエッジが柔らかな丸みを帯びた形状となり、より手にフィットしやすくなりました。
これにより、大きな筐体サイズでも手に気持ちよく馴染むため、多少大きくても持ちにくさやゴツゴツ感は感じられません。
重さ
「思ったより重くない!」というのが正直な感想。
iPhone 14 Proが登場した時、家電量販店にて実機を触ってみましたが「この重さは多分慣れないな…」と感じ、今作のiPhone 15 Proも覚悟して購入しました。
しかし、軽量のチタニウム素材採用により、前作のiPhone 14 Proより約200gも軽くなり、miniユーザーの私でも許容範囲の重さでした。
それなりの大きさなのにズッシリ感がなく、逆に違和感を感じます…(笑)
iPhone 12 miniと比べると約50g重くなりますが、使用感に大きな影響は出ませんでした。
処理性能・アクションボタン
1番大きな変化を感じたのが性能面。
とにかく速い!ぬるぬる!サクサク!
iPhone 12 miniより3年もの月日が経ち、CPUは「A14 Bionic」から「A17 Proチップ」へとグレードアップ。
処理性能で見ると約1.5倍の差です。
また、最大120Hzのリフレッシュレートに対応していることにより、スワイプやスクロールなどもぬるっぬる。
iPhone 12 miniで見えていたカクつきや残像もなくなり、あらゆる面で快適に操作できます。
ゲームにもその差は顕著に表れ、FPSやアクションゲームなど激しい動きにもしっかりついてきます。
そして何より、アクションボタンが最高すぎる。
私はカメラを割り当てており、ふと写真を取りたいと思ったときも即座に起動できます。
純正機能によりラグなくシームレスに起動でき、ほとんどの人は従来の物理スイッチより満足できると思います。
質感・素材
新しく採用された素材「チタニウム」の魅力は軽さや耐久性だけではなく、デザイン性としても秀逸。
ヘアライン加工が施されたような仕上げとなっており、高級感抜群です。
指紋が付きやすいのがちょっとした弱点ですが、クリアケースなど使用すれば傷や指紋等気にすることなく、美しい見た目を楽しめます。
今回購入したのが「ナチュラル」カラーですが、個人的に全4色の中でもひときわ高級感を感じました。
ラグジュアリーな雰囲気で、発売されたら絶対ナチュラルにする!と決め込んでいました。
背面はテクスチャードマットガラスとなっており、iPhone 14シリーズより引き継ぎです。
カメラ性能
カメラの解像度も段違い。
48MPの高解像度で、iPhone 12 miniの約4倍の綺麗さを誇ります。
被写体として私の愛車を撮影してみましたが、拡大して細かな傷を確認できるほど。
発色もとても鮮やかで、iPhoneでのカメラ撮影がより楽しくなりました…!
ナイトモードもより鮮明に。
iPhone 12 miniは「暗い場所でも明るく撮影できる」程度の機能で、正直仕上がりとしては微妙でした。
しかし、iPhone 15 Proでは「暗い場所でも明るく撮影でき、且つ昼間と遜色ない仕上がり」。
本当にカメラ機能の進化が素晴らしく、旅行の思い出やふと出会った美しい景色など、ばんばん記録として残したくなります。
ちなみに、カメラを傷などから守りたい人はカメラフィルムの取り付けを強くおすすめします。
充電・バッテリー
やっぱり嬉しいUSB-C。
待望のUSB-C充電に対応。
iPad miniやMacBookはUSB-Cなのに、iPhoneだけはLightning。この差が本当に煩わしく、iPhoneのためだけにLightningケーブルを家中のあちこちに設置していました。
ついにこの煩わしさから開放され、車載充電やガジェットポーチで持ち歩くケーブルも、全てUSB-C1本のみで完結します。
モバイルバッテリーでの充電もUSB-Cケーブル1本。
iPad miniやMacBookと共有で同じケーブルを使えるんなんて最高すぎる…
USB-C端子となったことにより、USB-Cハブの使用も可能に。
SDカードやUSBメモリなどハブを介して接続することで、プリインストールされている「Folder」アプリよりデータを読み込むことが可能です。
アナログでのデータやり取りが可能となったため、今までのWi-Fi環境でしかなし得なかったデータのやり取りも手軽に行なえます。
また、1番大きいのが外部ディスプレイ出力が可能となったこと。
映像出力に対応したUSB-Cケーブルを使用することで、モバイルモニターやディスプレイにiPhoneの画面を映し出すことができます。
ゲームやYouTube等の動画は全画面表示となり、大画面でコンテンツを楽しめます。
無線コントローラーを接続すれば、まるでテレビゲームをしているような快適な操作感でゲームも楽しめます。
ゆっぺ
USB-Cになったことで拡張性がグンと広がった…
iPhone 15 Proに乗り換えて得たもの
- 凄まじい処理性能と高解像度
- USB-Cの大恩恵
- 心に余裕を持てるバッテリー
- 心いっぱいに満たされる所有欲
凄まじい処理性能と高解像度
とにかくサクサクで映りも綺麗!!!
iPhone 12 miniの時は、携帯性を重視したあまり多くの内部性能を犠牲にしていました。
特に不便はありませんでしたが、やっぱり速くて綺麗なのが最高に気持ち良い…
ブラウジングの際やSNS閲覧もサックサクで、ストレス感じること無く操作できます。
また、解像度も非常に高く、動画の視聴や写真を撮る際も鮮明に映し出します。
「サイズサイズ!小さいのが1番!」と思っている人も、一度Proシリーズの処理性能を体験したらその思いも覆るかもしれません。
ゆっぺ
大きさも大事だけど、処理速度や綺麗さもやっぱり大事!!!
USB-Cの大恩恵
iPhone 12 miniでは絶対に叶えられないのがUSB-C体験。
ついにiPhoneもUSB-Cに対応し、充電の他、USBハブを使用してのデータ管理、外部モニターへの映像出力など、Lightningでは叶えられない機能が多数対応。
拡張性が広がり、PCとして使用する、大画面ゲーム機として使用する、動画出力機器として使用するなど、幅広い使い方が可能となります!
ゆっぺ
「スマートフォン」の域を越えつつある…!!
心に余裕を持てるバッテリー
iPhone 15 Proとなり、特別バッテリーが強化された訳ではありません。
しかし、iPhone 12/13 miniからの乗り換えであれば、バッテリー容量の差は歴然。
私含め、miniシリーズのバッテリーの貧弱さには悩まされていた人も多いと思います。
iPhone 12 miniは「最大15時間のビデオ再生」、iPhone 15 Proは「最大23時間のビデオ再生」と、約1.5倍以上の使用時間を誇ります。
ハードに使用しない人であれば余裕で1日バッテリーが持つため、モバイルバッテリーの所持も必要なくなるかもしれません。
また、年々バッテリーがヘタってきたとしても、miniのバッテリーを体感してきた人であれば心の余裕さも全然違うと思います…(笑)
心いっぱいに満たされる所有欲
こんなこともあんなことも、これ1台で全部こなせるロマンが詰まった1台。
外観の美しさと最強の内部性能が相まって、所有欲がゴリゴリに満たされます。(iPhone 12 miniを初めて手にした時の感動を思い出す…)
洗練された筐体で、「俺だけのデバイス」「こいつは俺の相棒」「こいつがいれば何だってできるぜ!」みたいな、中二病心くすぐられる1台です。
ただただ感動。本当に買って良かった。
iPhone 15 Proに乗り換えて失ったもの
- サイズ感や重さ
- 大金
サイズ感や重さ
本当に惜しいけど、仕方ないんです…
iPhone 12 miniの持ち心地は本当に良かった。できるならずっとこのサイズで使い続けたい。それくらいminiシリーズは愛おしいサイズ感でした。
しかし、いつかは別れがきます。
少し昔話をさせてください。
小さいもの好きな私は過去にMacBook 12インチを購入し、ラインナップから消えた後も2年間使い続けました。
しかし、処理能力の関係で乗り換えを余儀なくされ、気の進まない中M1 MacBook Air(13インチ)に乗り換えました。
初めはやはり筐体サイズに不満があり、納得しないまま使用していました。
しかし、使い続けていくうちに徐々に順応していき、気がつけば無心でM1 MacBook Airを持ち出し、慣れた手付きで使いこなすようになっていました。
人間は慣れる生き物です。
未だにMacBook 12インチは魅力的な神デバイスだったので手元に残しており、たまに電源を入れてあげています。
iPhone 12 miniも、そんなんで良いじゃないですか。
今までの感謝を伝え、綺麗にして棚に飾るなり、箱に戻して保存するなり、iOS17で搭載された「スタンバイ」機能で時計代わりとして使うなり、新しい役割を与えてあげたら良いと思います。
脱線しましたが、つまりはいつか別れは訪れ、次の世代に移るタイミングを見計り、個人的にiPhone 15登場の今この時がベストな乗り換えタイミングなのではと、私は思います。
大金
少しエモい話をした後こんな生々しい話をするのも心引けますが、乗り換えには大金が必要です。
私の購入したモデルだと、iPhone 15 Pro / 256Gなので174,800円。
Appleさん。やりすぎです。
しかし、心もライフスタイルもアップデートできるというのであれば仕方なし…!!!
そう思い込み、張り切って予約合戦に参加しました。
(ちょっと自慢させていただくと、21時予約開始のところ21:07頃にアクセスでき、無事発売日当日に手に入れることができました。今回はかなり争奪戦だったようで、特にPro Maxモデルが大人気だったようです。)
こんな大金、一度に用意できないよ!という人は、Appleが提携している決済サービス「Paidy(ペイディ)」のあと払いプランApple専用であれば、最大36回分割を金利0%で利用できます。
特に難しい手続きも必要なく安心して利用できるサービスなので、金銭的に厳しい人や長期で少しずつ払っていきたい人は是非利用をおすすめします。
まとめ
以上、生粋のiPhone 12 miniユーザーが泣く泣くiPhone 15 Proに乗り換えたら大満足しちゃった話をお伝えしてきました。
iPhoneは頻繁に乗り換えないため、乗り換え時期はかなり吟味して決めていますが、iPhone 15のタイミングで大成功でした。
また、iPhone 12 miniからのステップアップなのでサイズに関して不安を抱いていましたが、思ったより影響はなく、手にも少しずつ馴染んでいきそうです。
それより性能面でのアップデートが感動的で、今後のiPhoneはサイズ感ではなく性能重視で選ぶようになるかもしれません…(笑)
ゆっぺ
これからiPhone 15 Proライフを楽しみたいと思います!
今までありがとう!iPhone 12 mini!!!
以上、ゆっぺ(@greenvip_jp)でした。