どうも。ゆっぺ(@greenvip_jp)です。
仕事上、ビデオミーティングをすることが多々あるのですが、毎回ディスプレイの位置が気にくわなかったりカメラの位置が定まらなかったり…
以前の環境がこちら。
モバイルディスプレイ用スタンドで支えている状態なのですが、最近はマイクも購入したので、ここから更に改造が必要だなと考えていました。
そこで、思い切ってビデオミーティング用の環境を作ろうと思い、アイテムを色々買い揃えました。
そこで大活躍したのが、『長尾製作所』のアイテム。
「ここ固定したいのに適したマウントがない!!!」
そこに目を付けるのが、長尾製作所です。
個人的な製作環境で参考になるか分かりませんが、この記事では最高のビデオミーティング用環境製作過程をお送りしたいと思います。
とても便利なマウントなので、参考にしてみてください。
もくじ
最高のビデオミーティング用環境を求めて
まず、私が最高のビデオミーティング環境だと思う定義をお話します。
- ディスプレイ・カメラ・マイクの取り付け
- 全てが一体型
- 省スペース
これらが私のデスク環境の上で、最高の構成だと考えています。
そこでディスプレイ・カメラ・マイクは全て買い揃えてあるのですが、それらを一気にまとめられるマウントって存在しないんですよね…
しかもディスプレイに関してはモバイルディスプレイなので、VESA規格にも対応しておりません。
この苦しい環境の中、決め手となったのが「長尾製作所」のマウントです。
左側が、VESAマウントに取り付け、そこにカメラとマイクが取り付けられる『VESA カメラ&マイクマウント』。
右側が、1つのVESAマウントを横並びでデュアルにできる『VESA 増設プレート』です。
ゆっぺ
なんでこんな製品が思いつくの…?
意味がわからない(いい意味で)
さすが長尾製作所。かゆいところに手が届く製品を取り扱っています。
さすがにこれだけでは完成形に持っていけないので、別途様々な金具類を購入しました。
購入したのがこちら。
モニターアームやVESA穴アダプタ、1/4変換ネジなど、様々な金具を購入しました。
ゆっぺ
設計図は頭の中。
一か八かやってみるしかない。
というわけで、早速取り付けていきたいと思います。
ビデオミーティング環境の製作
マウント製作
まずは、長尾製作所のVESA カメラ&マイクマウントに取っ手を取り付けていきます。
取っ手が付いているってかっこいい。ディスプレイの位置など簡単に調節できそうです。
カメラ用のマウントも取り付けます。
この辺で必要になるビス類は全て付属しているので、楽々仕上げられます。
VESA カメラ&マイクマウントが完成したところで、次に使用するのがVESA 増設プレート。
VESA 増設プレートの片面に、先ほどのVESA カメラ&マイクマウントを取り付けます。
とりあえずこれで、ベースのマウント部分は完成です。
ディスプレイを取り付ける
次に、このVESA規格もネジ穴も何もない14インチのディスプレイを、マウントに接続するため工夫を施します。
使用するのが『無VESA穴アダプタ調節器』。
簡単に言うと、何もネジ穴がないディスプレイでもVESA規格に変換できますよといったアイテムです。
古いモニターや、モバイルディスプレイに活用できます。
まずは、ディスプレイを固定するための爪を取り付けます。
ここで第一の試練。モバイルディスプレイが薄すぎて、付属の爪では挟めませんでした。
というわけで、のこぎりで切って強行突破します。
爪が樹脂素材で本当に助かった。
切り落とした後がこちら。
だいぶ薄くなりました。
これを4本分作成します。
後はディスプレイサイズに合わせて、爪をVESAマウントに取り付けます。(3本で足りた)
微調整し、ガッチリモバイルディスプレイを固定します。
ゆっぺ
ここの位置調整が大変だった…
モニターアームを取り付ける
ここまで完成したものを、モニターアームと繋ぎ合わせます。
細かな高さ調節が簡単にできるように、ガス式のモニターアームを購入しました。
まずは天板に固定します。
一枚板天板なので、天板が凹まないようにモニターアーム補強プレートも取り付けます。
モニターアームのVESAマウントに長尾製作所のマウント部分を組み合わせ、モニターポールに差し込みます。
これでディスプレイの設置は完了です。
カメラ&マイクを取り付ける
ディスプレイが設置できたら、カメラとマイクを取り付けます。
マイクは、VESA カメラ&マイクマウントにNeewer フレキシブルチューブアームで固定し、カメラはマジックアームとクランプで吊り下げています。
ちなみに背面はこんな感じ。かなりカオスな感じになっていますが、一応全部しっかり固定できています。
カメラは『Logicool StreamCam C980』を使用。
マイクは『MXL コンデンサーマイクロフォン V67G』を使用しています。
全てが一体型となり、なかなか良い仕上がりではないでしょうか。
ケーブルをまとめて完成
仕上げに、ケーブルをできるだけスッキリまとめます。
マイクのXLRケーブルは結束バンドでアームの裏に。
ディスプレイやカメラのケーブルは、スパイラルチューブでまとめました。
これで限りなくケーブルはスッキリ隠せました。
正面から見ても、スパイラルチューブしか見えません。
ゆっぺ
凄くスッキリして見える!!
完成です!!!!!!
とてつもない時間がかかりましたが、なんとか最強のビデオミーティング環境が完成しました。
当初の予定通り3つのアイテムを1箇所にまとめられ、まさに「専用」といった具合に整いました。
取っ手も付いているので、細かな角度調節も楽です。
私が一体化させたかった理由のもう1つが、「一体化させることで全部が一気に動いてくれるから」。
カメラを調節したらマイクも自動で調節させるので、一体化させるとこのような恩恵を受けられます。
これで快適にビデオミーティングに望めます。
ゆっぺ
とりあえず完成して本当に良かった…!
まとめ
以上、最高のビデオミーティング用環境製作過程をお送りしました。
自己満の世界ですが、皆さんの環境作りの参考に少しでもなれば幸いです。
また、長尾製作所の製品は発想がさらに飛躍するので、是非一度製品ラインナップを眺めてみてください。
以上、ゆっぺ(@greenvip_jp)でした。