どうも。ゆっぺ(@greenvip_jp)です。
普段、私がメインで使用しているディスプレイが「LG UltraFine 4K Display」。
USB-Cケーブル1本で映像出力でき、且つ充電も同時にできるMacBookと相性抜群のディスプレイです。
画質もMacBookのRetina液晶と同等の綺麗さで、ディスプレイ性能としては文句なしの一品。
しかし、2年ほど使い続けて「ちょっとなぁ…」と思う点が出てきました。
それが作業領域の狭さ。
私は同時に複数のタスクを開いて使用することが多く、LG UltraFine 4K Displayのディスプレイサイズだと、とても全部は開けません。
ゆっぺ
USB-C1本で出力&給電ができて、もう少し作業領域の広いディスプレイがほしい…
そこで、今回新しく導入したのが『LG ウルトラワイドモニター 35WN75C-B』です。
最近流行りの、あの曲がってるやつです。
今回、私がディスプレイ選びをする上での最低条件が「USB-C1本で映像出力&給電ができる」だったのですが、条件を満たし、手頃な価格帯で手に入る曲面ウルトラワイドモニターはこれ一択でした。
ゆっぺ
そもそもUSB-Cポートを搭載しているものが少なく、搭載しているものでも10万超えがほとんど…
その画面の大きさは圧巻。
中央に向かって湾曲していることにより、画面への没入感が半端じゃないです。
そしてこのモニターの最大の特徴、USB-Cケーブル1本で接続が可能なこと。
特別な設定は必要なく、MacBookをUSB-Cケーブルで繋ぐだけで即時使用できます。
ゆっぺ
まどろっこしいケーブル類が1本にまとめられて最高!!
MacBookを母艦とし、外部モニターに出力して使っている人にはもってこいの製品です。
この記事では、USB-C1本で映像出力&給電ができるウルトラワイドモニター『LG ウルトラワイドモニター 35WN75C-B』のレビューをしていきます。
- USB-Cケーブル1本で出力&給電が可能
- 圧倒的大画面で作業効率UP
- 見やすいノングレア液晶
もくじ
曲面ウルトラワイドモニターを選択した理由
まずはじめに、なぜ私が平面のディスプレイではなく曲面ウルトラワイドモニターを選択したのかをお話します。
曲面ウルトラワイドモニターを選択した理由は、単純にかっこいいからです。
ゆっぺ
だって…こう…仕事できる人のように見えるじゃん??(そもそも見る人いない)
中には平面のウルトラワイドもありますが、私が購入したのは曲面。
曲面のものは内側に向かって湾曲しており、それにより端の方まで距離感が変わらず見やすいです。
ワイドではなく全体的に大きなディスプレイを購入するという選択肢もあったのですが、上下左右に広いと圧迫感を感じ、さらには上下左右へ首を動かし疲れるのではないかと思い、横に広いワイドモニターを購入したわけです。
LG ウルトラワイドモニター 35WN75C-Bの概要・製品スペック
LG ウルトラワイドモニター 35WN75C-B は、LGエレクトロニクスが販売する曲面型ディスプレイです。
画面サイズ | 35インチ |
アスペクト比 | 21 : 9 |
表面処理 | ノングレア |
解像度 | 3440 × 1440 |
表示色 | 約1,677万色 |
入力端子 | HDMI × 2 / DisplayPort × 1 USB Type-C × 1 |
出力端子 | ヘッドホン(ステレオミニジャック)× 1 |
スピーカー | 最大出力 7W + 7W |
USB端子 | DisplayPort AlternateMode Power delivery(94W) / データ転送 |
USB Type-C 機能 | DisplayPort AlternateMode Power delivery(94W) / データ転送 |
本体サイズ | スタンド使用(832 × 463-573 × 251) スタンドなし(832 × 373 ×94) |
重量 | スタンド使用(8.3kg) スタンドなし(6.6kg) |
開封していきます。
- LG ウルトラワイドモニター 本体
- スタンドポール
- スタンド脚
- AC-DCアダプタ
- 電源コード × 1(1.5m)
- HDMIケーブル × 1(1.5m)
- DisplayPortケーブル × 1(1.5m)
- USB Type-Cケーブル × 1(1.5m)
- ケーブルクリップ
- 簡単セットアップガイド
こちらが、LG ウルトラワイドモニター 35WN75C-B 本体です。
で…でかい…
一度店舗で実機を見ているので大きさの感動は薄れると思っていたのですが、自宅のデスクに設置してもやはり圧巻です…
ディスプレイ中央下部には、LGのロゴが刻印されています。
LGのロゴはシンプルで個人的にとても好きです。
横から見た図。
液晶が曲面なので若干丸みを帯びており、少し奥行きがあります。
背面には接続ポートとスタンド。
付属のスタンドは電柱のような極太仕様で、重量もあり安定感抜群です。
円状のスタンド脚は若干チープな質感ですが、しっかりディスプレイを支えるだけの耐久性・安定感は担保されています。
高さ調節(110m)と、チルト角度調節(-5~15°)が可能なエルゴノミックスタンドを採用しているので、自分にあったポジションに調節することが可能です。
また、高さ調節はガス式を採用しているので、片手での昇降も楽々。
ポート類はこちら。
USB Type-C以外にもHDMI、Displayポートと、一般的なポート類は揃っています。
液晶の底面に操作ボタンとスピーカーを搭載。
半透明の操作ボタンはモニター本体の設定に使用し、レバーのようにグリグリ操作できます。
操作ボタンを押し込むことでモニター設定のポップアップが表示され、明るさやコントラスト、入力切替などを選択できます。
付属のケーブルクリップは、モニターに接続したケーブルを一箇所にまとめる時に役立ちます。
こんな感じでスタンドポールにはめ込み、クリップでケーブルをはさみます。
モニター背面の配線はごちゃごちゃしがちなので、これでスッキリまとめられますね。
スタンドの取り付け方法
- STEP
ディスプレイを梱包材の上に置く
付属の梱包材を下に敷き、その上にディスプレイを乗せます。
公式の方法ではありませんが、これが一番スタンドを取り付けやすく、ディスプレイを傷つけずに行う方法だと思います。
- STEP
爪をかける
スタンドポールの上爪2箇所をディスプレイ背面のマウントに引っ掛けます。
- STEP
そのまま下ろす
引っ掛けたら、そのまま下方向にポールを下ろします。
カチッと音を立て、自然と下爪も引っかかります。
- STEP
凹凸を合わせる
次に、スタンド脚を取り付けます。
凹凸を合わせ、スタンド脚の背面にあるつまみを回して固定します。
ゆっぺ
工具なしで取り付けられるのがいいね!
これでスタンドの取り付けは完了です。
- STEP
スタンドの外し方
スタンドを外す際は、取付口下にあるつまみをずらしながらスタンドを持ち上げると外れます。
LG ウルトラワイドモニター 35WN75C-Bをレビュー
LG ウルトラワイドモニター 35WN75C-B の機能性や使用感をレビューしていきます。
USB Type-C対応が神
なんと言っても1番に伝えたいのが、USB Type-C対応が神すぎること。
このLG ウルトラワイドモニター 35WN75C-B を選んだ人のほとんどが、「USB Type-Cで給電&映像出力ができるから」というのが1番の理由ではないでしょうか。
MacBookユーザーは自宅での作業時、外部モニターに接続して使用する人も多いと思います。
そんな時モニター出力用に1本、MacBook充電用に1本と、2本のケーブルを接続するのは面倒ですよね。
このモニターであれば、出力も充電も1本で完結してしまいます。
そして、出力&給電ができるメリットをもう1つ上げると、クラムシェルモードが使用できること。
MacBookのディスプレイを閉じながら、外付けのディスプレイやプロジェクターに出力して使うことができる機能。
※条件が揃わなければ使用することができない。
この条件というのが、MacBook本体を充電しているかどうかです。
LG ウルトラワイドモニター 35WN75C-B であれば、給電も同時にできるのでクラムシェルモードにも難なく対応できます。
ゆっぺ
MacBookと併用するモニターはUSB Type-C対応のものが1番!
圧倒的大画面で作業効率UP
LG ウルトラワイドモニター 35WN75C-B の魅力は、USB-Type-C対応の他に圧倒的大画面なこと。
35インチのワイドモニターで、複数のタスクも重なることなく広々と表示できます。
ゆっぺ
これは実機を操作してみないと実感できないけど、この作業領域の広さは本当に感動する…
今まで使用していたLG UltraFine 4K Displayは21.5インチだったので、約1.5倍ほど大きな液晶です。
Webページを2つ並べても、どちらもフルサイズで表示できます。
なので、ブラウジングしながらメモをとったり、YouTubeとSNSを併用して見るなんてことも余裕です。
ゆっぺ
ながら作業をする人には最高のモニター!
ノングレア液晶が見やすい
LG ウルトラワイドモニター 35WN75C-B の液晶は、映り込みの少ないノングレア液晶です。(スマホで言う非光沢フィルム)
表面がサラサラしており、光が当たっても自分の顔や背景が映り込みません。
今まではグレア液晶(光沢)を使用していたので作業中に映り込みがひどかったのですが、ノングレア液晶(非光沢)になってからはどんな状況下でも液晶が見やすく、作業に没頭できます。
ゆっぺ
特に文字入力が多い人は絶対ノングレア液晶を選ぶべき…
画質は違和感なく綺麗
PC作業において大事なのが解像度。
LG ウルトラワイドモニター 35WN75C-B の解像度は3440 × 1440と大画面にも適した解像度です。
近くで見るとドットは見えるものの、距離を保てば違和感なく綺麗に映ります。
ゆっぺ
画面が大きい分、画質も荒くなるんじゃないかと心配してたけど全然見やすい!
また、LG ウルトラワイドモニター 35WN75C-B はHDR 10にも対応し、明るい部分はより明るく、暗い部分をより黒い深い黒で再現し、映像をより鮮明に映します。
スピーカーはおまけ程度
LG ウルトラワイドモニター 35WN75C-B の下部には、スピーカーが内蔵されています。
音質はおまけ程度の仕上がりですが、最大7W+7Wの大音量再生が可能です。
中にはスピーカーを搭載していないモニターもあるので、別途Bluetoothや有線接続のスピーカーを用意したくない人には嬉しいですね。
操作ボタンを左右に動かすことで、スピーカー音量の調節ができます。
設置面積は十分に確保する必要がある
LG ウルトラワイドモニター 35WN75C-B は、35インチの巨大液晶で本体サイズもかなり大きめ。
その分、設置面積も十分な広さを確保する必要があります。
本体サイズはスタンド使用で832(幅)× 463-573(高さ)× 251(奥行き)。
幅はなんとか収まるかもしれませんが、奥行き25cmが問題になってくるかと思います。
液晶が大きいので、これまで通りの小さなディスプレイと同じ位置に設置すると、自分と液晶が近すぎて見にくく感じると思います。
なので、LG ウルトラワイドモニター 35WN75C-B を設置する際は最低でも奥行き60cmは確保したほうが良さそうです。
曲面液晶は慣れれば見やすい
今回のモニター乗り換えで1番大きかった変更点が、モニター表面が平面→曲面になったこと。
大多数の人は平面のモニターを使用しているので、使ったことのない曲面モニターにたくさんの不安を感じていると思います。
- 文字が曲がって見えるんじゃ…
- 映像は綺麗に見えるの…?
- 絶対見にくいでしょ…
私も、曲面にすることで少なくとも平面よりかは見えにくくなるだろうと予想していました。
しかし、数時間使用するとあっという間に曲面にも慣れ、平面モニターと同じ感覚で液晶が見えるようになりました。
曲面=見にくいのではなく、曲面=端まで見やすいのです。
ゆっぺ
内側に向かって湾曲しているので、見にくい端の方もしっかり見える!
写真や映像に関しては、物理上は曲がっていますがデジタル補正されているのか特に歪んで見えることはありませんでした。
湾曲していないワイドモニターも存在しますが、逆に湾曲していないと端の方が見にくいかもしれません…。
【おまけ】BenQ ScreenBarにも対応
以前のディスプレイからずっと愛用していた、手元をピンポイントで照らしてくれる照明「BenQ ScreenBar」も問題なく取り付けられました。
点灯させると、この通り手元が明るく照らされます。
BenQ ScreenBarはUSB-Aケーブルでの給電ですが、LG ウルトラワイドモニター 35WN75C-B にはUSB-Aポートも用意されているので、そのまま給電できます。
LG ウルトラワイドモニター 35WN75C-Bのまとめ
以上、UCB-C1本で映像出力&給電ができるウルトラワイドモニター『LG ウルトラワイドモニター 35WN75C-B』のレビューでした。
LG ウルトラワイドモニター 35WN75C-B は、35インチの曲面型ワイドモニターです。
最大の特徴は、USB-Cケーブル1本で映像出力&給電ができること。
MacBookを母艦として使っている人にとって抜群に相性のいいモニターです。
画質も最適化され、広々とした作業領域でブラウジングやゲームを楽しめます。
ゆっぺ
MacBookユーザーに1番おすすめしたいウルトラワイドモニターです!
以上、ゆっぺ(@greenvip_jp)でした。
2 件のコメント
BenQのスクリーンバーですが、このモニターのUSB Aポートにつないで使用できますでしょうか?試したみたところライトが付かず、、
hn様
コメントいただき、ありがとうございます。
はい、私の場合、BenQスクリーンバーをLG 35WN75C-B背面のUSB-Aポートに接続して使っています。
点灯も問題ありません。