どうも。ゆっぺ(@greenvip_jp)です。
先日、DIYで自宅のロフトはしごを作成しました。
耐久性も申し分なく、仕上がりとしては非常に満足しているのですが、1つだけ気になることが…
それは、ビス頭が丸見えなこと。
階段を取り付ける際に、両側からビスを2箇所ずつ打ち込んだのですが、そのビスが丸見えの状態になっているのです。
ゆっぺ
隠せるなら隠したい…
そこで今回、ビス隠しの方法として「木ダボ」を使用しました。
このような木の小片をビスの上から埋め込み、ビスを丸々隠してしまう手法です。
実際に木ダボを埋め込むと、こんな感じの仕上がりになります。
ビスが完全に隠れ、よりフラットで美しい仕上がりになりました。
ゆっぺ
まるで既製品みたい!!
木ダボを使ったビス隠しは誰でも簡単にできるので、是非ご自身のDIYでも取り入れてみてください!
この記事では、木ダボを使ったビス隠しの方法と、ビス隠し作業に便利な工具類を合わせて紹介します。
もくじ
ビス隠しの方法
木ダボのサイズを決める
はじめに、木ダボのサイズを選定します。
「長さ」と「太さ」を決める必要があり、これはダボ埋めしたい木材のサイズによって決まります。
基本的にホームセンターに売られているものは、この2種類のサイズ。
長さはそこまで問題ではなく、ビス隠しで重点すべき点は「太さ」です。
コンパクトな家具に太めの木ダボを使用すると寸胴に見えるし、逆に大きな家具に細い木ダボを使用すると貧弱に見えてしまいます。
全体的なバランスを見て、木ダボの太さを選定します。(端の方にダボ埋めする場合は、細めの木ダボを使用してください)
今回、ロフトはしごに使用する木ダボは「8mm」のものを選択しました。
ダボ穴を作る
木ダボを埋めるためのダボ穴を作ります。
まずは、もともと打ってあるビスを抜きます。
残ったビス穴を基準に、専用のドリルでダボ穴を作ります。
使用するのは、『ダボ穴あけ用ドリル』。
ビス穴に合わせ、下方向に垂直に掘り進めます。
ある程度の深さまで掘るとストッパーに当たり、掘りすぎるのを防いでくれます。
ダボ穴はこんな感じ。
ビスを打ち込む
ダボ穴を開けたら、穴の中心にビスを打ち込みます。
木ダボを埋める
ビスを打ったら、木槌で木ダボを埋めます。
まずは指でギュッと押し込み、
ある程度固定されたら、木槌で奥まで打ち込みます。
木ダボが少し残るので、余分な部分をのこぎりでカットします。
木ダボの切断
木ダボのカットにおすすめなのが、『Zライフソー クラフト』。
木ダボの側面に当て、板面と平行に優しく切り進めます。
切断面はこんな感じ。
板面と木ダボの高低差もなく、いい感じです。
後はこの作業を繰り返して、全てのビス位置をダボ埋めすれば完成です。
完成!!
手作り感満載なビス頭が完全に隠れ、木製で統一された美しい仕上がりになりました。
木の材質が異なるので若干色味も異なっていますが、既製品のような仕上がりです。
ゆっぺ
美しく仕上げるためにも、ビス隠しは必ず行いたい作業だね!
ビス隠しに便利な工具
今回のビス隠しに使用した、便利工具を紹介します。
- ダボ穴あけ用ドリル
- Zライフソー クラフト
- ネジキャッチ
- ネジザウルス
大西工業 ダボ穴あけ用ドリル
ダボ穴作成において絶対に揃えておきたい工具。
それが『大西工業 ダボ穴あけ用ドリル』です。
普通のドリルビットでもダボ穴は開けられますが、深く掘りすぎたり、穴がガバガバだったり、事故もつきものです。
ダボ穴あけ用ドリルであれば、初心者でも超簡単にダボ穴を開けられます。
木ダボの太さによって、ドリルのサイズも決められています。(パッケージ右上にサイズの記載あり)
実物はこんな感じ。
先端のドリルでダボ穴をあけ、根本の太いストッパーで掘りすぎるのを防ぎます。
汎用性のある6.35mm六角ビットなので、電動ドライバーや手回しドライバーなどに装着できます。
Zライフソー クラフト
余分な木ダボのカットにおすすめなのが、『Zライフソー クラフト』。
木ダボカット用ののこぎりと言っても過言じゃない、木ダボカットに特化したのこぎりです。
刃にアサリがないため、板面に傷がつかない仕様です。
木ダボ側面に刃をあて、優しく前後に切り進めることで、綺麗に木ダボをカットできます。
ゆっぺ
小柄で取り回しもいいから、木ダボカット以外でも活躍できるのこぎりです!
エンジニア ネジキャッチ
ダボ穴作成は、単純作業の繰り返しです。
数が多いので、いかに効率よく作業できるかが肝。
作業効率UPにおすすめの工具が『エンジニア ネジキャッチ』です。
磁力により、ドライバービットにビスが吸い付く便利アイテム。
ビスを早く打ち込めるだけでなく、ビスが固定されることで精密なビス打ちもできるので、ダボ穴作成には是非とも一緒に使用したい工具です。
ゆっぺ
日頃のDIYでも活躍できるので、ドライバービットにずっと付けておきたいアイテム!
エンジニア ネジザウルス
途中、間違えて木ダボを埋めてしまう時もあるかもしれません。
そんな時、引き抜くのに便利なのが『エンジニア ネジザウルス』です。
一見、普通のベンチに見えますが、ネジザウルスは先端がギザギザ加工されており、対象物をガッチリ掴むことができます。
通常はバカになったネジを引き抜くのに使用する工具なのですが、木ダボにもしっかり食いついて、簡単に引き抜けるのでおすすめです。
まとめ
以上、木ダボを使ったビス隠しの方法と、ビス隠し作業に便利な工具類を合わせて紹介してきました。
ビス隠しはお店で売られている家具にも取り入れられており、綺麗な見た目を保つための大事な手法です。
DIYでも簡単に実現できるので、ビス頭が気になる人は本記事を参考に挑戦してみてください!
以上、ゆっぺ(@greenvip_jp)でした。