どうも。ゆっぺ(@greenvip_jp)です。
「DIYで作ったものを塗装したいんだけど、ムラにならないか心配だなぁ・・・」
「木材が大きすぎて、刷毛で塗るのは時間がかかる・・・」
「初心者で塗装経験がないから、失敗しないか不安・・・」
せっかくDIYで綺麗に仕上げたものも、最後の塗装工程でムラになったりしたら台無しですよね。

そんな塗装が苦手or初心者の人でも綺麗に仕上げることができる超便利塗装アイテムがあるんです!
それが『コテバケ』。
コテバケの特徴
- 一度に広範囲に塗れる
- 塗料が途中で途切れないからムラなく塗れる
- 初心者でも扱いやすい

DIYで作ったPCデスクもコテバケで仕上げました!

この記事では、初心者でもムラなく綺麗に塗装できる塗装アイテム『コテバケ』の使い方と、コテバケを使う上でのメリット・デメリットを紹介します。
コテバケ|概要
コテバケは刷毛と違い、先端が平面なので、常に均一の塗り面積を保つことができます。
また、内部にスポンジを搭載していることから一度に大量の塗料を吸い込み、かすれることなく最後まで均一に塗ることができます。

取っ手もついていることから握りやすく、快適に塗り進めることができます。
コテバケ|塗り方
まずは塗料を染み込ませます。
コテバケを使う場合、面積が広いので大きめの受け皿を用意しなければなりません。
私のおすすめする受け皿は『TRUSCO(トラスコ)』のものです。
サイズがちょうどよく、価格も非常にリーズナブルです。
一度に大量の塗料を吸い取るので、厚塗りにならないようにコテバケを押し付けて少し逃しましょう。
塗り方は『木目に沿って上から下』の一方通行で塗ります。
刷毛やローラーのように上下に塗ると、厚塗りになったりムラが出てきてしまいます。
二度塗り下ろすだけで、こんなに綺麗に塗ることができます。

途中で木目を無視して塗ると、このようにムラが出てきてしまいます。
一度方向を決めたら、最後まで同じ方向で塗りきりましょう。
1度の塗り幅が広いので、あっという間に塗り終えます。
完全に塗り終えました。
一切にムラになることなく、綺麗に仕上がります。

コテバケ|後始末の方法
油性塗料じゃない限り、水洗いで落とすことができます。
スポンジを指で押し、ある程度塗料を落とします。
最後にコテバケを押し付けて、塗料を絞り出します。
出てくる水が透明になれば、後始末完了です。

後は完全に乾燥させて完了です。
コテバケ|いまいちなところ
液溜まりしやすい
コテバケは一度に大量の塗料を吸い込むことから、塗ったときの塗料の出方も大量です。
端から端まで塗ったとき、端の方に塗料が溜まりやすくなります。
下手すると背面にまで影響がでます。
対策として、端に近づいてきたら撫でるように軽く塗ると液溜まりしないようになります。
側面が塗りにくい
コテバケは塗り面積が広い分、側面などの細い部位は非常に塗りにくいです。
なので、側面だけ刷毛を使うなど、使い分けが必要になります。
湾曲した部分、隙間は塗ることができない
接地面が平面なことから、平面以外での塗装には向きません。
刷毛のように形を変えることができないので、隙間や、球体などの塗装は控えましょう。
コテバケ|おすすめのコテバケ
私が1番おすすめするコテバケは、この記事でも使われていた『ハンディ・クラウン』のコテバケです。
「コテバケといったらこれ!!」と誰もが言うほど超ド定番のコテバケです。

おすすめポイント1 : ワンタッチでスペアの付け替えができる
他社のコテバケは先端の付け替えができなく、毛が劣化したら本体ごと買い替えになるのですが、ハンディ・クラウンのコテバケはスペアだけを買い換えればいいので、安く済ませることができます。

付け替え方法も楽々で、上の黒いツマミを押し込むだけで付け替えができてしまいます。
おすすめポイント2 : 2サイズ自由に付け替えができる
サイズが『150mm』と『200mm』の2種類あるのですが、実は1本買ってしまえばその後は2種類のスペアを自由に付け替えできるのです。
こちら150mmと200mmを横に並べたのですが、ハンディ部分のサイズは変わりありません。
ハンディは両サイズに対応しているのです。
おすすめポイント3 : ホームセンターで買える
基本的にどこのホームセンターに行ってもコテバケは売っているのですが、種類が豊富ではありません。
売っているのはほとんど『ハンディ・クラウン』のコテバケ。

スペアも売っているので、急に必要になったときでも近くのホームセンターに行けば手に入れることができます。
おすすめポイント4 : 抜け毛がない
仕上がりを見て分かる通り、抜け毛が一切ありません。
それも当然、コテバケは『毛』がないからです。
※画像右側に見えるのは塗る前に取り除き忘れた木くずです。
表面がコットン素材のようなものでできているので、抜け毛を気にせず塗り進めることができます。
コテバケ|まとめ
以上、コテバケの使い方とメリット・デメリットについて話しました。
コテバケをおすすめする人
- ムラにならないか心配の人
- 広面積を効率よく塗りたい人
- 塗装が初めての人
- 綺麗に仕上げたい人
今までずっと刷毛を使ってきたのですが、コテバケの使いやすさは段違いでした。
安く済ませたい人は使い捨ての刷毛でも良いかもしれませんが、綺麗に仕上げたい人はコテバケを使ったほうが間違いないです。

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